2011年3月分

3月31日
西武池袋線は本数が減っている。
各駅停車が池袋駅に先着するというので乗ったのだが、10時台というのに混雑していて座れず30分以上かかった。
帰りの電車で、明日から通常運転するとの放送があった。

池袋でコンタクトを買った。
眼科での診察料380円。
それで両目のコンタクト1枚ずつと洗浄液をもらった。
診察を受ければ受けるほど徳になるという不思議な仕組みだ。

アクタスでマウスピース選定。
今日はM30トラディショナル、M30プロファイル、M30ライヤーを選定した。

めいらくの豆腐もできる豆乳は品薄のようだ。
いくつかスーパーを回ったが、たまに置いてある程度。

茨城県産の見事なイチゴが280円。
思わず買ってしまった。
風評被害に遭っている茨城県産をみんなで食べよう。

3月30日
岩船岳のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/110328iwahunedake.html

地震対策で設置してあった本棚の上のつっかえ棒は動いている。
これがなければ本棚は倒れていたのかも知れない。
ピアノの耐震対策にフトーゴムDというものを設置した。
http://www.terastudio.net/bousin.htm
巨大なゴムで溝も深く、ベルトでピアノと一体化するので安心感がある。

納豆はスーパーの開店時間に行けばあるようだが、すぐに売り切れてしまう。
それ以外のものはだいだいあるようだ。

3月29日
新幹線で東京に移動。
混雑していていつものE席が取れず、A席から普段と違う海側の眺めを楽しんだ。
東京は春の陽気。
これでしばらく計画停電もないだろう。
駅は節電のため暗くなっているが、ヨーロッパでは元々がこれぐらい。
日本は明るすぎると思う。
特にコンビニは最悪だ。
夜コンビニに入ったら体内時計が狂って寝られなくなりそうだ。
エスカレーターが使用禁止になっている。
これはむしろ運動不足の人には朗報かも知れない。
背中に8kgのリュック、右手にエスクラ、左手に13kgのスーツケース、合計23kg、これで階段を駆け上った。
なかなかいい負荷だった。
電車は本数が減っているが、それでもかなり多い。
むしろ4月2日からの山陽本線安芸中野駅発広島方面行は午後1時台が何と1本!
これはひどい。
東京の方がずっとましである。
電車は発車後車内の照明が消えた。
そもそも昼間に明々と照明が点いていること自体がおかしい。
普段とは違う自然な光で車内が美しく見えた。
スーパーは申し訳程度に蛍光灯を消しているが、まだ眩しい。
普段の半分で十分だと思う。
帰宅途中のコンビニはあの過剰な蛍光灯を減らしていなかった。
売り上げのことしか考えていないらしい。

3月28日
岩船岳
標高466.6m

多々良潟登山口9時50分出発
大川越(青海苔越)11時20分到着
山頂12時0分到着
山頂での休憩25分
広大植物園15時10分到着
所要時間5時間20分、休憩時間50分、所要時間4時間30分。

宮島は実は巨大な島だ。
岩国からJRで広島に向かうと、すぐに姿を現し、その後延々と宮島を見続けることになる。
そして宮島は起伏の多い非常に複雑な島だ。
宮島といえば弥山だが、他にも数多くのピークがある。
広島在住でかなりの山好きでなければ知らないが、宮島の奥には岩船岳という山がある。
距離が遠く、アップダウンが多く、道も悪い。
初心者お断りの山である。
岩国からの帰りに宮島を眺めながらいつか登ってみたいと思っていたその岩船岳に、ようやく登る決意を固めた。
期待と不安でドキドキする。

多々良潟登山口までは徒歩だとかなり時間がかかるのでタクシーに乗った。
料金は1120円。
ここからは舗装された林道を上る。
直進すれば奥ノ院だが、30分ほど上り、途中で右の登山道に入る。
しばらく急坂を登ると、遥か彼方に岩船岳の山頂が見える。
手前には351mピーク。
351mピークに登り、一旦下って再び登る。
予想されるその距離の長さ、アップダウンの多さ、シダに覆われた道の悪さに思わず笑ってしまう。
細い道は谷側に傾き、谷側は一部崩れ、その上をシダが覆い目隠ししている。

アップダウンを繰り返し、延々と歩き続けて林道から1時間で大川峠。
そこから展望のいい岩で2度数分の休憩をしながら登って12時丁度に山頂に到着。
丁度高校生らしきグループが休憩を終えて出発するところだった。
今日山で出会ったのは彼らだけである。
山頂から少し南の岩場からは絶景が広がっていた。
広大な海、左には西能美島、正面には小さな阿多田島、右には岩国と大竹が近く、宮島の巨大さを実感させられる。
しばらく休憩し、後ろ髪を引かれる思いで出発。
これほど感動的な眺めを堪能できるとは思わなかった。
来た道を引き返しながら考えた。
この道を先ほどの林道まで引き返すのは大変だ。
奥ノ院、大元谷コース経由で帰ろうと思っていたが、大元谷コースはいつでも行ける。
それより大川越から広大植物園方面に下ってはどうか。
しっかりとした道標もあり、道もはっきりしている。
検索している時、ここを歩いたというページも見た。
きっと大丈夫だろう。
それが失敗だった。
結論。
よほどの上級者以外はここを下ってはいけません。
途中で道がなくなり非常に危険です!


途中までは道がしっかりしていた。
徐々にシダに覆われてきたが、まだ大丈夫。
そう思っているうちに道が消えた。
ガーミンを頼りに下る。
ここに登山道、そしてここが川。
登山道はこの辺で川を横切る。
しかし道はない。
いっそ川を下ろう。
しかし倒木も多く、かなり困難だ。
迷いつつ下っているうちに赤テープを見つけた!
しかしそこに道はない。
ガーミンを頼りにさらに下ると、ようやく道が出現した。
GPSを持たずにここを下るのは相当危険だ。
できれば道標に危険と書くか、それともしばらく放置されたこの道をもう一度整備するかどちらかして欲しい。

海の近くまで下ると道は二手に分かれる。
ここを右、多々良潟方面に向かう。
ここからは、シダに覆われてはいるものの道ははっきりとしている。
海の近くだがアップダウンは多い。
誰も訪れそうにない秘境のような小さな砂浜に出る。
感動的な光景、そして静けさだ。
砂浜で撮影していると、ほんの数分で足元に水が来た。
ここも去りがたい場所だ。
静けさがたまらない。
登山道からの眺めもよく、こうした誰もいない小さな砂浜もいくつか訪れることができる。
しばらくすると、シダが刈られ広々とした道になった。
ここなら初心者も安心だ。
広大植物園まで歩くとかなり遠いのでタクシーで来て、そこからこの道を歩くといいと思う。
そして誰もいない砂浜で波の音を聴きながらしばし呆然としたい。

3月27日
今日は水分峡から岩谷観音、高尾山に登り、呉娑々宇山の稜線から水谷峡に下り、徒歩で自宅に帰った。
岩谷観音や高尾山の尾根歩きはいつ来ても眺めが素晴らしい。
水谷峡も日曜日というのにひっそりとした秘境で心が静まる。
しばらく働き詰めで山にも行けず、登山欲求はまだまだ満たされていない。

3月26日
安芸小富士 標高278m
下高山    標高203m
宇品港から11時発のフェリーに20分乗り似島港へ。
港からはよく整備された道標に導かれ登山道へ。
狭い平地に家が建て込んでいて道標がないと確実に迷うだろう。
やはり島の方が暖かいようで、ミモザ、ホトケノザなど様々な花が咲き誇り目を楽しませてくれる。
植生が随分違い、南国を連想させる。
瀬戸の島々や広島方面の山々の眺めが素晴らしい。
安芸小富士山頂から来た道を引き返し、途中で似島峠に向かう。
峠を1分進むと下高山への登山道がある。
道標がしっかりしているので迷うことはない。
畑の上の平坦な道をしばらく歩き、似島中学校からの道が合流したところを右折、ここから尾根歩きになる。
道は徐々にシダに覆われマイナーな感じがするが、山頂からの眺めは抜群!
360度を見渡せ安芸小富士よりもずっといい。
山頂に着いてしばらくすると雪が降ってきた。
しかし大したことはなく、その後は晴れて素晴らしい眺めを堪能した。
去りがたい山頂であった。
帰りは来た道を似島峠まで戻り、そこから似島港へ下る。
ここはなぜか巨大な鉄筋コンクリート3階建ての家が多い。
土地が狭いからか、お金持ちが多いのか、津波に備えているのか、その理由が知りたいところだ。
5時のフェリーからは帰宅する多くの人たちが降りてきた。
春らしい力強い日差しに輝く海や山々を眺めながらフェリーでの旅を楽しんだ。

3月25日
定期演奏会本番。
開演前楽団員が20人ほど入口に並び、今回の震災への寄付を募った。
多くの方が多額の寄付をしてくださり、感動的な光景だった。

郷古廉。
そこそこの表現力があり、テクニックに優れた若手はよく出てくるが、個性のなさ、内から湧きだす表現のなさにすぐに飽きられる。
日本人にはそういう演奏者が多い。
彼はそんなレベルではない。
これほど際立つ個性、内から湧きだす表現、突き抜けるような鳴りは稀だ。
数十年に一人の逸材と言っていい。
これでテクニックの完成度を高めれば世界的ソリストになれる。
まだ17歳。
みんな今彼を聴きたいと思うだろう。
しかし今は熟成の時だと思う。
しばらくは勉強を中心にした方がいい。
このワイン、今飲んでも相当美味いが、5年寝かせればとてつもないワインになる。

グリンカのスペイン序曲第1番、リムスキー=コルサコフの交響曲第2番、どちらもなぜこれほど演奏機会が少ないのか疑問に思うほどの名曲だ。
親しみやすく楽しめる。
もっと演奏されていいと思う。

3月24日
リハーサル3日目、明日本番。
午後ソロ合わせ。
曲はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
ソリストは郷古廉(ごうこすなお)。
下記は被災したというニュース。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110319-OYT8T00101.htm
17歳だが明確な個性と表現力があり、すでに立派な音楽家である。
突き抜けるような響きだが、調べてみるとやはりストラディヴァリウスだった。

4月の定期演奏会は、スウェーデンから指揮者、ソリストが来られなくなったために指揮者、ソリスト、曲目が変更になった。
詳しくはまた明日以降お知らせします。
日本は危険な地域なので渡航制限があるそうだ。

JR西日本は東北の工場から部品が入らないため運行本数を減らす。
4月2日から山陽本線は10時から5時までの運行本数が60%になるそうだ。
まさかこちらの電車まで影響があるとは思わなかった。

デオデオで充電器と電池を購入。
エボルタは品薄だがエネループはたくさんあった。
両方使ってみて、私はエネループの方がいいと思う。
エボルタは充電中は点滅、完了すると点灯するのだが、この点滅が鬱陶しくて仕方がない。
エネループは充電中点灯、完了すると消灯。
これが正解だと思う。
性能が大して違わないのだから、使っていて気分のいい方がいい。

好日山荘でオスプレー ホーネット46を触ってきた。
46リットルで680gという超軽量!
楽器、パソコンなどを入れて背負ってみたが、やはり今のリュックよりも断然軽い。
今のリュックも1kgちょっとと40リットルのリュックとしては相当軽いのだが、それよりもさらに500gも軽い。
背負い心地もよく、ポケットも多い。
布が薄く、紐は細いが、極度に重いものを入れない限り大丈夫だと思う。
今のリュックの方が色やデザインが好きなので一旦買わずに帰ってきたが、さてどうしようか。
今よりも体への負担が減ることは間違いない。

3月23日
リハーサル2日目。
早めに終わり、今日は日浦山に登ってきた。
普段は自宅から山頂経由で海田市駅に向かうのだが、今日は逆に海田市駅から山頂経由で自宅に戻った。
意外と寒くなく、途中一時長袖シャツ1枚になった。
ここからの眺めは何度来てもすばらしい。
夕日に輝く山々が美しい。

3月22日
定期演奏会リハーサル初日。
Kさんの退団の挨拶があった。
広響に26年間在籍。
私はエキストラで呼んで頂いていた頃からだから20年ほどお世話になった。
顎の具合が悪く、手術したのだが上手く行かなかったとのこと。
きっとだましだましなら吹けるのだろうが、「プロとしての演奏ができない。」と自分で判断しての退団。
武士道のような潔さだ。
音楽家はかくあるべきだろう。

今回の曲目は、グリンカのスペイン序曲第1番、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、R.コルサコフの交響曲第2番。
そのうち今日はグリンカとR.コルサコフをリハーサルした。
どちらも演奏機会の少ない曲だが、親しみやすい名曲である。

16時40分出発、登山、日浦山東峰のアンテナ往復、最高地点標高262m、所要時間38分。
今日のトレーニングは軽い登山にしてみた。
深く暗い森に入ると一瞬緊張するが、徐々に土や森と一体になることによって体が芯からリラックスしてくる。
これはトレーニングというよりはリラックス法だ。
山ランニングも桃源郷のような山村や山々に囲まれてリラックスできるのだが、結局は人のいるところでありアスファルトの上、リラックスの度合いが全く違う。
これこそが登山の魅力なのだろう。
夕日に輝く呉娑々宇山、蓮花寺山、鉾取連山が美しい。
登り19分、下り19分。
滑りやすい急坂で慎重に下る必要があり、登りと下りのタイムが同じになった。

3月21日
忙しくしているうちに、気が付いたら春分の日。
人生あっという間だなあ。

マイタウンオーケストラ広響の公演はそれ自体はそれほどきつくないのだが、仕事が連続していること、往復の移動や定期演奏会の練習などもろもろで結局かなり疲労してしまう。
演奏時間や練習時間はそれほど長くないのに、肩から背中にかけて痛い。

今日は午後雨が上がったので蓮花寺山に登ってきた。
鉾取山や絵下山の上部は雲に覆われているが、空気が澄み見通しがいい。
しっとりとした空気の中を歩くのも気持ちがいいものだ。

一体このどう考えても頭の悪い計画停電はいつまで続くのか?
一刻も早く政府主導による計画節電にすべきだ。
定期演奏会後しばらく休みをもらっているのだが、埼玉の自宅に帰るかどうかまだ決められない。
計画停電でパン工場は休業し、スーパーは物が不足している。
電車は大分ましにはなってきたが、運休している区間もある。
放射能も心配だ。
これは天災ではない。
東京電力による人災である。

3月20日
12時より事務折衝。
1時前までかかり、雨の中急いで昼食を食べられる店を探したが休日のためかどこも開いていない。
仕方がないのでコンビニで弁当を買ってホールに戻った。

2時から西区民文化センターでマイタウンオーケストラ広響本番。
長かったマイタウン公演も今日が最終日だ。

帰宅後練習、レッスン。

最近お茶にはまっている。
私はカフェインが苦手で、緑茶を1杯飲んだだけで心拍数が上がり、手が震える。
先日もためしてガッテンで緑茶が体にいいことが科学的に証明されたと大々的にやっていて、これは飲むしかないと久しぶりに1杯飲んだらさあ大変。
カフェインが苦手な人はどうしたらいいの?
ここしばらく杜仲茶を飲んでいた。
カフェインがないしなかなか美味しいのだが、だんだん飽きてきて、インターネットで甜茶と凍頂烏龍茶を注文。
昨日は甜茶を飲んでみた。
甜茶には4種類あり、花粉症に効くのはバラ科の甜茶のみとのことでそれを買ってみたのだが、非常に甘い。
砂糖入っていないよね?
これが本来の甘みらしい。
甘いのがOKであればなかなか美味しいお茶である。
甜茶もカフェインは入っていない。
今日は凍頂烏龍茶を久しぶりに飲んだ。
香りがよく、高級感のある味でとても好きなお茶である。
こちらはカフェインが入っているが、緑茶に比べれば大分弱く私でも大丈夫だ。
これも一時花粉症に効くと話題になったが、花粉ももう慣れてしまったのでどうでもいい。

花粉症の症状を軽くする方法
1.煙草を吸わない。
2.酒を飲まない。
3.睡眠を十分に取る。
4.過度なストレスをかけない。
5.運動する。

実はこの5つのことを行っていれば、花粉症の症状は軽く、すぐに体が花粉に慣れてしまう。
マスクをする必要も、薬を飲む必要もない。

3月19日
3月27日の広島交響楽団の東京公演は、大変残念ながら中止となりました。
http://triphony.sailog.jp/fes/
東京公演でのみソロを務める予定だった中村さんは、毎日猛練習を重ねていただけに気の毒だ。

安佐北区民文化センターでマイタウンオーケストラ広響本番。
今日はIさんの車に乗せてもらったのだが、家族連れの車で道がかなり渋滞していた。
今日から3連休、明日あさっては雨の予報、出かけるのは今日しかないということだろう。

17時49分出発、6.18km、山。
気温が高く、暑いぐらいだ。
昨日の登山で下半身の筋肉が目覚めた。
坂道を攻め登る。
心臓がきつい。
何と38分38秒!
普段よりも1分20秒も速い。
負荷の高いトレーニングであるにも関わらず、夕焼けに染まる山々を眺めながら走っていると心の芯からリラックスできる。

3月18日
午前中広島駅から牛田山に登ってきた。
いい天気で眺めもよく、気持ちのいい登山ができた。

アステールプラザでマイタウンオーケストラ広響公演。
午後ゲネプロ、夜本番。
今回の指揮は小林恵子さん。
初めてだがリハーサルも本番もスムーズだ。

3月17日
のだめコンサート本番。
演奏者は後ろのスクリーンを見ることができないのだが、ご来場いただいた方によると楽しめたそうだ。

今から20年ほど前、N響から電話がかかってきた。
「来週、ラヴェルのピアノ協奏曲のエスクラをお願いしたいのですが。」
引き受けたものの、準備に1週間しかない。
今でこそ慣れてしまったが、この曲のエスクラは相当難しいし、当時はまだまだ経験が足りない。
必死でさらった。
指揮はフルネさん、隣は横川さん。
この曲は各管楽器に相当な無茶を書いていて、トランペットもホルンもオーボエも非常に難しい。
特にオーボエのオクターブの連続での半音階は演奏不能に近い。
オーボエは茂木さんだった。
フルネさんはこのパッセージは難しすぎると言ってコーラングレーに下の音を吹かせ、オーボエには上の音を吹かせた。
そうすると思ったよりもずっといい感じだ。
いいアイデアだと思った。
休憩の時、茂木さんはフルネさんに楽譜通りやらせて欲しいと直訴した。
ゲネプロも本番も完璧な演奏だった。
私はというと、第3楽章のファソラソファソラソ〜に手こずっていた。
指が途中で疲れてきちんと吹けなくなりそうになる。
今では必殺技があるが、これは有料、レッスンでのみ教えます。
ゲネプロでこの部分が横川さんと少しずれた。
どこかから「ん?」という低い声。
震え上がった。
本番では上手く行ったがひどいストレスだった。
三界君宅に人の迷惑顧みず転がり込んだのはこの時だけだ。

3月16日
昨日の話。
のだめコンサートリハーサル初日。
指揮は茂木さん。
面白いことを言ってオーケストラを和ませる手法が広上さんと同じだ。

リハーサル後H君と一緒にアリニョン先生の公開レッスンを聴講に行く。
6時から生徒全員がソロを吹いた。
最後にアリニョン先生と武田先生が急遽メンデルスゾーンのコンチェルトシュトゥック第2番を演奏した。
ずっしりと太く存在感がありながら同時に繊細さもあるアリニョン先生の音は健在で、二十数年前の留学中のことを思い出しジーンとした。
修了式の後、打ち上げ。
アリニョン先生とゆっくりと話をすることができ、幸せな時を過ごした。
地震のことや原子力発電所のことを説明するのにかなり時間を取った。
トスカのエスクラについて。
「今回も開発に携わっている。
グリーンラインは近いうちに発売されるだろう。
私はグリーンラインの方が好きだ。」
アリニョン先生のオルレアンの別荘にOさんと1週間滞在させてもらい、シャンボール、シノンなど数多くのロワールの城に先生の車で連れて行ってもらったこと、別荘でOさんが日本料理を作ってパーティーで振舞ったことなど懐かしく語り合った。
Le temps passe vite.
時が過ぎ去るのは何と早いことか。
あれからもう23年もの月日が経ってしまった。
当時先生は38歳から40歳。
私は現在45歳。
当時の先生の年齢を遥かに超えてしまっている。
現在アリニョン先生はパリ音楽院も12区のコンセルバトワールも辞め、2010年にスペイン、レイナ・ソフィア高等音楽院名誉教授に就任し、月に一度スペインに通っている。

ここから今日の話。
のだめコンサート・リハーサル2日目、明日本番。
今日は文化交流会館でリハーサルを行った。舞台後ろには巨大スクリーン、譜面台には譜面灯、きっとのだめの映像が流れるのだろうし、茂木さんはいつものように面白く話をするのだろうが、詳細は何も聞かされていない。
高橋多佳子さんがラヴェルのピアノ協奏曲、宮谷理香さんがショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏する。
モーツァルトの2台ピアノのためのソナタでお二人の共演も楽しめる。
ショパンコンクール5位という輝かしい経歴のお二人がのだめのピアノを担当したのだから、贅沢なドラマだ。
とても仲がよく、笑顔で元気いっぱいのお二人である。

19時29分出発、8.2km。
一昨日は山ランニング、昨日は休みで今日がレースでもいいぐらい調子がいい。
足は軽くもっと強い負荷でもよかったが、心臓がきついのでほどほどのスピードに抑えた。
4分40秒台が3本。
真冬の寒さだが、これだけスピードが出るとむしろ暑くて汗が出るぐらいである。

3月14日
朝体がだるくて起きられなかった。
バスで3時間半かけて移動、リハーサル。
翌日はゲネプロ本番、そして3時間半のバス移動。
このスケジュールは体への負担が極めて大きい。
今日は午前中練習して午後はアリニョン先生の公開レッスンを聴きに行こうと思っていたが、とてもそんな余裕はない。
午前中は地震関連のニュースを呆然と見ていた。

午後練習。

17時2分出発、6.23km、山。
5時半頃出発しようと思っていたが、練習後レーダーを見ると雨雲が迫っているので急いで着替えて出発した。
時間が早いので帽子を被りサングラスをかけたが、空は分厚い雲に覆われてどちらも必要なかった。
気温が高く汗だくになったが、疲れた時は汗だくになって走るのもいい。
気分がすっきりする。
梅の季節だ。
紅色、ピンク、白、様々な種類の梅が咲き誇っている。

3月13日
昨日の話。
夜山陰フィルの木管の皆さんと飲み会。
急に連絡したのに4人の方に集まっていただき、楽しく盛り上がった。

プラバホールで島根定期演奏会本番。
音響のいいホールで、しかも立派なオルガンがある。
今回はそのオルガンを生かしてラインベルガーのオルガン協奏曲第2番を演奏した。
広上さんは見事だった。
これだけ聴衆を熱狂させる日本人指揮者は他に数人いるぐらいだろう。
特にベートーベンの交響曲第7番終楽章は圧巻だった。
これだけゆったりとしたテンポでここまで興奮させられるとは思わなかった。

アップルという巨大な世界的企業の価値の大半は、実はジョブスというたった一人の人間が持っている。
彼がいなくなれば、アップルは一体どうなるのだろう?
社長の給料が高いか安いかという議論があるが、社長の給料は、ソニーだからいくらという風に決めるのには無理がある。
莫大な利益をもたらす社長には莫大な給料を出しても、それで従業員も利益を得る訳だから文句はない。
逆に利益をもたらさない社長に払う給料はない。
最近の広響はかなり質の高い演奏をする。
それでも今日の演奏会がここまで感動的だったのは広上さんの力が大きい。
彼が何かをすれば確実にオーケストラの音が変わる。
これほどの指揮者と一緒に演奏できたというのは幸せなことだ。
ぜひできるだけ多く来て欲しい。

チャーターバスで3時間半かけて広島に移動。
今日は暑いぐらいだったが、山にはまだかなり分厚く雪が残っていた。
バスというのは本を読めば酔うし、何もできなくて困ってしまう。
3時間半というのは何もせずに過ごすには長すぎる。
ただし弁当は食べた。

21時53分出発、7.95km。
昨日ゆっくり走ったので強い加速欲求があり、1km4分10秒が出た。
スピードが出て気持ちよかった!
これでバスの疲れが取れた。

3月12日
広島駅からチャーターバスで松江に移動。
途中山を越えると雪景色。
歩道は雪に埋もれて歩けない。
歩行者は一体どうするのか?

リムスキー=コルサコフ 交響曲第2番
ヤルヴィ指揮 交響曲第2番 1987年録音
前回聴いたものよりは渡された楽譜に近いが、それでもあちこち違う個所がある。
何となくこんな曲なんだなというのが分かった程度。

プラバホールでリハーサル。
円形の豪華な作り、広い舞台と少ない座席数。
ここでオーケストラの演奏会を聴くのはなかなか贅沢だ。

17時19分出発、10.67km。
宍道湖の湖畔を走った。
沖に浮かぶ小さな島と夕日が重なるポイントにはカメラを持つ人が多数。
今日は走らずに宍道湖に沈む夕日を撮影するというのでもよかったかも知れない。
写真には撮れなかったが、美しい光景を堪能した。

3月11日
島根定期演奏会リハーサル初日。
指揮は広上さん、曲はメンデルスゾーン作曲フィンガルの洞窟序曲、ラインベルガー作曲オルガン協奏曲第2番、ベートーヴェン作曲交響曲第7番。
広上さんは非常に小さく、非常に声が高く、非常に楽しい方である。
ベートーヴェンはゆったりとした巨匠テンポだが、確かにゆっくりとしたテンポならではの良さが出ている。
オーケストラは広上さんのおかげでリラックスし、ここぞというところで気合を入れて指揮をすると普段と違う底鳴りのような音がする。

今日からエリザベト音楽大学でアリニョン先生の講習会が行われている。
リハーサル後聴講に行き、少しお話しした。
お変わりなく元気そうで何よりだ。

18時0分出発、6.23km、山。
この時間に走ってもまだ明るい。
日が長くなった。
ろう梅がようやく終わり、梅が満開。
季節外れの桜も咲いていた。
海田市駅の八重桜?は毎年2月に咲くのだが、まだ満開になっていない。
今年はどの花も随分遅く咲いている。
そりゃそうだ。
今日の広島市の最低気温は1度。
ということは自宅周辺は氷点下、真冬だ。

3月10日
午前中練習し、午後新幹線で広島に移動。
エクスプレス予約のポイントが3650もあり、仕方がないのでグリーン車に乗った。
今日はずっとフランス語のCDを聴いて勉強していたので、あまりグリーン車のメリットは感じなかった。
グリーン車がいいのは寝たい時だ。
照明は黄色で暗め、本を読みたい時はライトが点く。
靴を脱いで足置きに足を置くことができる。
特にN700系のリクライニングは素晴らしく、背もたれが倒れるのではなく椅子全体が沈み込むような感じだ。
これでサングラスをかけ耳栓をすると、熟睡することができる。

一旦広島の家に帰り、用意をして出かけた。
今日はアリニョン先生の歓迎会があるのだ。
ところが電車に乗っているとH君から電話があり、疲れたので休みたいとのことで中止になってしまった。
そりゃ疲れるよなあ。
計画自体に無理があった。
仕方がないので引き返した。
きっと明日会えるだろう。

21時12分出発、8.14km。
歓迎会がなくなってしまい、仕方がないので走った。
広島も真冬の寒さだ。
新幹線でフランス語の勉強をしすぎて吐き気がするほど疲れている。
やりすぎは禁物だ。
特に岡山広島間は振動や騒音がひどく疲れやすい。
この区間は何もしないのがベストだろう。

購入者の声
<バスクラ用B50をご購入の方より>

以前のマウスピース使用時にくらべて、楽に良い音が出るようになりました。
あと、音の響きが、全然違う気がしました!!
隣の席の人(B♭クラ担当)にマウスピースを変えた事を言うと、丸みがあって、響きがある良い音になったと思う。と言われました。
苦手な高音はやはり出しづらいですが、以前よりは少し、出しやすくなりました。(要練習ですね。。。)
マウスピースひとつでこんなに変わるなんて嬉しい驚きです!!
素敵なマウスピースをありがとうございました。

<M30トラディショナルをご購入の方より>
早速吹いてみましたが、音の立ち上がりが非常に良く、息もしっかりと入りました。
以前はB40を使用していたため、余計に吹きやすさを実感しています。
大切に使います。
お忙しい中ありがとうございました。

3月9日
17時34分出発、10.06km。
空気が澄み、夕焼け雲が美しい。
黒目川がピンク色に染まっている。
昼間の用事でひどい疲労感。
だが走っているうちにだんだん気分がよくなってきた。
途中で後ろから飛ばしてきたので譲ったのだが、肩の揺れがひどい。
あの程度ならついていけるだろうと思って数十メートル離れてついて行ったら、案の定スピードをコントロールしなければならない程度だった。
おかげでスピードが出て爽快な気分を味わえた。
この区間で4分26秒という久しぶりのタイムが出た。

3月8日
3月27日に広島交響楽団の東京公演が行われます。
皆さんぜひご来場ください。

すみだトリフォニーホール(東京公演)
地方都市オーケストラ・フェスティバル2011    

【日  時】 2011年3月27日(日) 15:00開演(14:15開場)
14:30〜 プレトークあり

【会  場】 すみだトリフォニーホール(東京都墨田区)
【出  演】 指揮:秋山和慶
フルート:中村めぐみ
【曲  目】 グリンカ: スペイン序曲第1番「ホタ・アラゴネーサによる華麗な奇想曲」
ホルムボーフルート協奏曲第2番
リムスキー=コルサコフ: 交響曲第2番「アンタール」Op.9(1897年版)
【チケット】 S席:4,500円 A席:3,500円 B 席:2,500円
他公演とのセット券あり→詳細はこちら

【取り扱い】 イープラス
(Lコード32644)
(Pコード115-082)
キョードー東京 03-3498-9999
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707
 【問い合わせ】 トリフォニーホール
チケットセンター TEL:03-5608-1212
チケットオンライン http://www.triphony.com
広響事務局     
TEL:082-532-3080

<フェスティバルA管をご購入の方より>
適度の抵抗感が気持ち良く、息の入りもスムーズでありがとうございました。

3月7日
朝カーテンを開けると雪景色。
昨日あんなに暖かかったのに、まさか積るとは思わなかった。
家の近くに梅林があり、鮮やかな赤やピンクの梅が咲いている。
雨上がりの朝、雨粒をつけた梅の花に朝日が射すなど日々変化する美しい眺めを楽しんでいる。
今日は梅の花と雪のコラボレーションを楽しんだ。

17時2分出発、7.71km。
今日は体がだるくゆっくり走った。
雪景色のランニングもまた楽しい。
午後になって雪は止み、スタート時は微かな霧雨だったが、徐々に雨脚が強まったので短めの距離で切り上げた。

3月6日
リムスキー=コルサコフ 交響曲第2番「アンタール」
アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団1954年
私の持っている楽譜と構成やオーケストレーションが全く違う。
私の楽譜には1897年改討となっているので第3版だ。
ということはこの演奏は第1もしくは第2版ということになる。
いきなりサックスで始まってびっくりしたが、第3版にはサックスはない。

花粉症が徐々にひどくなってきた。
くしゃみ、鼻水、目の痒み。
電車では鼻をずるずると啜る音があちこちから聴こえ、それが不規則なリズムを刻んで気持ち悪い。

21時8分出発、10.05km。
暖かくて気持ちいい。
帽子はなし、手袋は薄手にした。
夕方男3人で刀削麺を食べ、その後ケーキまで付き合ったので胃が重い。
ゆっくり走っていると徐々に重心が下がり、体が軽くなってペースが上がった。
フルマラソンから2週間経ったが、まだ若干ダメージが残っている。

3月5日
クラリネットQ&A
<質問>
クラリネットのフラッターについての質問です。
巻き舌での奏法や喉の奥を震わす奏法があると思いますが、いずれも低い音域(開放音やチューニングの音に近い音域)なら何とか出来るのですが、高い音域(上のシやド)になると、全く出来ません。
アンブシュアや舌の位置、息の入れ方など、低音域でフラッターをする場合と違う何かコツみたいなのがあるのでしょうか?
もしよろしければご教示頂ければ幸いです、よろしくお願いします。
<答え>
私は最初から特に苦労なく最高音までフラッターすることができたので上手く説明できるかどうか。
マウスピースを口に入れた状態でフラッターするのは、何もない状態でフラッターするよりも難しいです。
それはマウスピースが邪魔になるため舌の位置をやや奥にしなければならないからです。
高い音域でフラッターする時、舌が口の上側に当たる位置を奥にしたり手前にしたり動かしてみてください。
私はそれ以外の要素に違いを感じないので、そこに上手くいく鍵があるのではないかと思います。

購入者の声
<B40ライヤーをご購入の方より>
早速吹いてみましたが、息の入りが良く、とても吹きやすかったです。
今まで使っていたマウスピースでの不満が、一気に解消したように思います。
特にずっと気になっていた、高音域での音色が柔らかくなり、とてもうれしいです。
お忙しい中、良いものを選んで頂いて、本当にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。

3月4日
池袋の好日山荘に寄ってみた。
魅力的な春物があるかと思ったが、あまり変わり映えしなくてがっかり。
ただ、オスプレーの超軽量リュックは使いやすそうでなかなかよかった。

19時3分出発、8.39km。
ついに回復した!
強い加速欲求、加速すれば大腰筋がまるでターボエンジンのように躍動する。
スピードが出て強烈な快感が得られた。

3月3日
昨日のB40ライヤーは売れました。
現在M30トラディショナルが1本余分にあります。

アクタスでM30とバスクラ用B50を選定。
私は個人的にはB40よりもB50の方が吹きやすい。

以前何度も失敗したことがあるので、リードはまず一箱買って吹いてみて、それがよければ5箱、10箱買うことにしている。
昨年は広島の某店で買った5箱がほぼ壊滅状態でひどい目に遭った。
これはそのリードが製造された時期によるものだと思うが、ひょっとすると鮮度も影響しているのかも知れない。
アクタス以外の店で失敗することが多い。
今日はアクタスで吹いた1箱がなかなかよかったので、合計10箱購入した。
これでしばらくは安心だ。

今日はよく冷えて、近所の畑の霜柱が立派に育っていた。
この霜柱、明日も見られそうだ。

17時23分出発、6.42km。
この時間に出発して夕日を楽しめるとは、こちらも日が長くなってきた。
春の明るく力強い太陽に冬の澄んだ空気、美しい夕焼けを楽しみながら走った。
最初両足踵裏側、途中から右膝に違和感を感じたが、どちらもそのうちになくなった。
まだ本調子ではないが、大分回復してきている。

3月2日
サトテクノでフェスティバルB♭管、フェスティバルA管、エスクラRCとプレスティージュを選定。
エスクラは購入希望者が立ち会い、エスクラの奏法などを説明した。
エスクラのRCとプレスティージュだが、RCが断然よかった。
自然によく鳴り、音色もいい。

クランポンに移動し、M30、B40ライヤー、B40をそれぞれ数十本から選定。
B40ライヤーは1本余分に選定した。
その後エスクラを選定。
RC3本、プレスティージュ3本、プレスティージュ・グリーンライン5本、トスカ1本。
ただしトスカは行き先が決まっている。
やっとエスクラのトスカを吹くことができた。
トスカらしい、ややドイツっぽい太く魅力のある音色でよく響く。
RCとプレスティージュGLで最後まで迷ったが、プレスティージュGLに1本非常によく響くものがあり、それに決めた。
RCもなかなかいい音色で魅力があるが、遠鳴りや存在感ではプレスティージュGLが圧倒的だ。
トスカは現在は木のみでグリーンラインは製造予定もないそうだが、グリーンラインもぜひ吹いてみたい。
値段はB♭管と同じ。
演奏頻度が低いのでなかなか買う気にはなれない。

3月1日
2月は猛烈に忙しいまま過ぎ去っていった。

新しいカウンターは同じ人が短時間に何度アクセスしても1としかカウントされない。
777ゲット!と思って数分後に再度見てみると784になっていた。

私が紹介しているアリニョン先生のモーツァルト作曲クラリネット協奏曲のCDはどうやら現在入手不能ののうだ。
「アリニョン モーツァルト」で検索するとアマゾンで中古が1点入手できるのみだが、これが何と8000円もする。

私が狙っているスマートフォン。
http://kakaku.com/article/pr/11/005sh/index.html
似たようなものが夏にはドコモからも出るのではないかと期待している。
とにかくキーボードは必須。

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