2010年6月分

6月30日
トスカのたるとバレルが大量に入り、朝8時から昼の12時半までずっと発送などの作業をしていたら頭がクラクラしてきた。
足りなかったのはトスカ・グラナディラ・B♭管用66mm1本のみ。

明日あさって本番の黒澤明フィルムコンサートリハーサル。
指揮は西本智美さん。
独特の感性、リズム感、躍動感がある。
それほど興奮していないのに劇的に見える指揮と、速くないのにワクワクするリズム感がいい。

6月29日
洞所山

標高641m

6時53分自宅出発、11時18分帰宅、所要時間4時間25分。
今回はきれいな花に熱中し、かなり時間をロスした。

安芸中野駅改札を出て右に行き、最初の踏切、2号線を渡り、左手に工場を見ながら道なりに上る。
バイパス下をくぐりさらに進むと、車道終点の少し手前左手に登山道がある。
小さな標識があるが、古くて文字が読めない。

すぐにコンクリートの道になり、2つに分かれたところは左の急なコンクリートの階段を上ると登山道がある。
ここからはしばらく道なりに登る。

大分前に鉾取山からの下山路として通ったことがあるが、道なき道という印象で二度と通りたくないと思った。
今回久しぶりに歩いてみて、なかなかいい道という印象。
あれから経験を重ね、印象が変わったのか。
未明までの雨で地面や落ち葉は濡れ、湿度も高いが、高度を上げると徐々に涼しくなり、尾根道で風があると寒さを感じるほどだ。

途中展望の素晴らしい岩があった。
「広島市の山を歩く」にはなぜ書いていないのだろう。
何しろスイングパノラマで撮影したくなるほどだ。
西には黄金山、瀬戸内海、その右には日浦山、呉娑々宇山は今日は上半分が雲の中、蓮花寺山、高城山にも少しかかっているが、こちらは標高が低いのでほぼ全て見えている。
東には丸山城山。
去りがたいほどの眺めであった。

途中バイクが放置してある。
数年前も同じ状態だった。

さらに登ると朽ちた展望案内図があるが、一体ここから展望があったのは何年前のことか。
かつて展望があったとは思えない深い森が、案内図を囲んでいる。

山の上部は雲の中。
うっすらと霞んで暗く神秘的な森だ。

途中原山との道を分けて洞所山に進む。
急坂にロープが張ってある。

反射板を過ぎ、さらに下ると広々とした道に出た。
間違いなくこの道だろうと下ったが、結局「広島市の山を歩く」に書いてある道ではなかった。
この本には海田運動公園は工事中と書かれているが、公園はすでに完成して利用されている。
この道も最近作られたものだろう。
特殊な車両なら進めるようにということだろうか、緩やかな傾斜である程度の幅のある道がジグザグに下っている。
ところがこの道が整備されておらず、途中草や木で覆われて通行しにくい。
しかも刺のある木が多く、かき分けて進むということができない。
葉をつかんで引っ張って通ろうとすると、何と葉の裏側にまで刺がある!
何て木だ!

何とか海田運動公園まで下り、そこからは車道を下る。
高度を下げると徐々に家が多くなり、目の前には日浦山がそびえる。
自宅近くなので適当に歩いても帰れる。
道が狭く、交通量が多く、トラックがたくさん走り、飛ばす車が多い、当然事故も多発するという広島が誇る2号線を少し歩き、瀬野川を渡って帰宅。

12時から3時まで練習。
それから新幹線で福岡に移動。

今日初めてエクスプレス予約のEX−ICカードを使ってみた。
広島から博多まで8030円。
ただし安芸中野駅から広島駅まで230円を別に取られる。
これが通常のエクスプレス予約なら、特急券が3140円、乗車券は4940円、合計8080円。
この金額自体は50円高いが、230円がかからないため180円安い。
新幹線の駅で乗車し、新幹線の駅で下車する人にしかこのカードは役に立たない。
なぜ最寄駅から使えるようにしないのか?
イコカカードもあるから可能なはずだ。
JR西日本はなぜこのような多くの人にとって使えないカードを作ったのか?
もう少し考えてはどうか。

博多駅近くで九州交響楽団の皆さんと西日本幹事会。
会議後交流会。
博多駅発21時12分の新幹線で広島に帰る。

6月28日
三次市文化会館で音楽鑑賞教室午前午後2回本番。
三次は遠い。
行きは早起きしてIさんの車に乗せてもらった。
オーケストラの演奏は本来ホールで行うべきものだ。
昨日のような湿気は特に弦楽器への悪影響が甚だしい。
今日は2回で二千人の生徒に聴いてもらうことができた。

ホールで個人の写真展があり、Tさん、Iさんと見ていると作者が現れ色々と話し込んだ。
どれも石仏を撮影したものだが、なかなかの味わいがある。
カメラはペンタックスの645、ただしフイルムカメラ。
暗い所にある石仏に斜め上から照明を当て、三脚で固定しての長時間露光。
1枚の写真を撮るのに3日間通ったこともあるそうだ。
確かにそこまでやらなければできない写真だ。

帰りはJR。
高速バスの方が速いのだが、バスセンターに着くのが面倒だ。
高速バスからの景色は何とも味気ない。
列車からの眺めには、人と自然が長い時間をかけて築いてきた歴史が感じられ、味わい深い。

梅雨って毎年こんなに梅雨だったっけ?と思うほどの梅雨だ。
今日は走れない。
何とか隙を見つけて運動しないと気持ち悪くて仕方がない。

6月27日
西広島駅から車で少し山を上ったところにある小学校で音楽鑑賞教室。
猛烈な湿気と蒸し暑さ。
最悪のコンディションの中で、これだけ熱い演奏ができる広響はすごいと思う。

帰宅後シェーンベルクなどを練習。
部分的に何度もしつこく練習していたら、筋が痛みそうになった。

18時2分出発、6.21km、山。
帰宅後激しい雨。
今日は走れないか。
しかし2日間走れなかったので、今日はどうしても走りたい。
走らないと筋肉が落ちてしまうのだ。
6時前に運よく雨が上がり出発。
畑賀川は猛烈な濁流。
昨日は久しぶりに寝られなかったが、今日はこれで大丈夫だろう。

6月26日
「雨の日の散歩」のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100626amenohi.html

最近とてもよく寝ている。
毎日8時間半睡眠。
ツァラトゥストラとアルプスという大曲2曲のリハーサルで疲れているからかも知れない。
朝いつまでも寝られるのは梅雨で暗いからか。
リハーサル中は11時就寝7時半起床。
リハーサル時の集中力を維持するためには理想的な睡眠だ。
実は登山用の早寝早起きは演奏にはあまりよくない。
早起きすると集中力に悪影響がある。
夜本番の日は、前日12時就寝、当日朝9時起床が理想的。
この睡眠が取れれば本番で高い集中力を発揮できる。

7月の定期演奏会で演奏するシェーンベルクの弦楽四重奏曲第2番管弦楽版ではとても苦労している。
管弦楽版のCDを買ったら弦楽合奏だった。
今回演奏する版はシェーンベルクではなく別の人の編曲で、どこを探しても音源はない。
パート譜でCDを聴くと、終楽章が全く分からない。
ライブラリーのMさんがPDFファイルでスコアを送ってくれたので、それを印刷したら凄い枚数!
しかも終楽章を数ページ印刷したところで紙詰まり。
説明書を読みながら裏を開け、中を開け、ひっくり返して開け、見える部分の紙は取り除いたのだが、エラーメッセージが消えない。
メーカーに電話したら修理するしかないとのこと。
仕方がないので、パソコンにPDFファイルを表示して、スクロールや「次ページ」でCDを聴いたのだが、見にくいことこの上ない。
先ほどデオデオの方に来てもらったが、やはり修理するしかないとのことで持って帰られた。
1週間から10日はプリンタがない状況。
運よく昨日Nさんにコピーしたスコアを借りることができた。
今日の午前中はシェーンベルク三昧。
ようやく曲を把握した。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドとM30トラディショナル(中古)をご購入の方より>
先日、リガチャーとマウスピースが届きました。
早速、装着し吹きました。
まず、今まで使っていた5RVーL、バンドレンのV12,3にTシリーズのピンクゴールドを装着して感激です。
音が柔らかくなり、抜けるような吹奏感、タンキングのやり易さ、また慣れるとリードの装着が楽(早い)。
これは、リード選び、育成している時、非常に有りがたいです。その分練習時間が取れるので。
そして、M30にTシリーズのピンクゴールドにバンドレンの3半で吹きました。
(今、有る在庫、リコ3、3半、バンドレンV12、3、3半バンドレン3の中から選びました)
息がストレートに入り、ストレスが無いです。
でも少し3半では柔らかいようなので4で試したいと思います(今回は、高尾先生の使用していた物をいただいたからでしょうか)
今度は新品をお願いしますので、その時はよろしくお願いします。
また、CDのすばらしい演奏!
練習の良い目標にしてがんばります。
今回は本当に良い物を有難うございました。

<M30トラディショナル(中古)をご購入の方より>
送っていただいた先生が2ヶ月使用したM30トラディショナルですが、どうしても自分で選ぶと、うわべの音色にこだわってしまいがちですが、今回のマウスピースは鳴りの密度は濃いものの、倍音が多く含まれているような感じで、恐らくコンサートホールなどで試してみれば、遠鳴りして、しっかり客席に音が飛んでいきそうな予感がしました。
また、リードの許容範囲が広く、現在使用しているヴァンドレントラディショナルとの相性は抜群で、一箱の中から選んで練習・本番などで使えるリードの確率は50%を超えそうです。
これから徐々に、くわえの深さなどを微調整して、ぴったりのところを見つければ、より楽しく、そして集中して練習ができそうです。
これからもこのマウスピースでよりフレキシブルな演奏を目指していきたいと思っています。
今回はとても素晴らしいものを譲っていただきありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

6月25日
定期演奏会本番。
記念すべき300回定期演奏会。
新聞、テレビなどでも盛んに報道され、チケットは完売、ありがたいことだ。
前半、ツァラトゥストラが終わってからの拍手が盛大で秋山氏が何度も呼び出され、思わず隣のS君に「お疲れさまでした。」と声をかけたほどであった。
アルプス交響曲の音圧は他の曲では体験できない。
よくこんな曲を書いたものだと思う。
終了後、楽団員が集まってビールが配られ、会長、理事長の挨拶、秋山氏の音頭で乾杯。
その後、たまやで打ち上げ。

6月24日
明日のチケットは完売しました!

リハーサル3日目、明日本番。
やっとこの狭いホールでの練習が終わった。
特にアルプス交響曲はうるさくて仕方がない。
できればこういう大編成の曲は、リハーサルからもっと大きなホールでやりたいものだ。

NHKハイビジョン
夢の聖地へ「ケニア・リフトバレー 最強ランナーの秘密を探れ」
2800mという高地。
生まれながらの高地トレーニング、しかも常識を超えた高さだ。
子供の頃から学校まで毎日往復10kmを走って通う。
足は皆裸足。
家に帰れば水汲みという重労働、川まで4往復。
貧しい中からなけなしのお金を出してくれる両親。
絶対に成功しするという強いハングリー精神。
チームには2時間6分台の選手が2人、7分台が5人!
世界屈指のレベルだ。
彼らと同じように走れば世界に通用する。
具体的な目標が目の前にある。
2800mから3000mを越えた地点までライバル同士で競い合う。
富士山で競争しているようなものだ。
あらゆる面で今の日本とは比較にならない。
一つ言えるのは、彼らと同じ練習をすれば日本人選手は今よりもずっと強くなるということだ。

19時9分出発、1.88km、山の途中まで。
右足踵裏に違和感があり、途中で引き返した。
例のやつだ。
無視すると、痛くて1週間ぐらい走れなくなる。
先日の登山がハードだったので、もっと休養が必要なのだ。

6月23日
リハーサル2日目。

ヘッケルフォンを演奏するS氏。


ヘッケルフォンはR.シュトラウスがファゴットで有名なヘッケルに依頼して作らせた楽器だ。
このアルプス交響曲ぐらいでしか使用されないため非常に珍しい。
日本にも数本ぐらいしかないだろう。
値段も数百万円ぐらいするようだ。
リードはファゴット並みで、ファゴット奏者がオーボエの指を覚えて演奏した方がよいのではという声もある。
そのためオーボエ奏者にとってはかなりの負担で、オーケストラによっては楽員は演奏しないというところもあるそうだ。
わざわざ作らせ、苦労して演奏する割にはソロもなく、あまり聴こえない。
一体R.シュトラウスはどういうつもりだったのか?
楽器が長いためピアノ椅子を高くしても足りず、演奏するためにはこのように段差が必要になる。






ベルの先は塞がっていて、音は側面の穴から出る。
ここを塞ぐと音が出なくなる。

17時58分出発、6.08km、山。
一昨日の登山の疲労がまだ残っている。
日中暑かったが、この時間山を吹く風は涼しい。

6月22日
定期演奏会リハーサル初日。
午前中はツァラトゥストラ、午後はアルプス交響曲のリハーサル。
ハードなプログラムだ。
ツァラトゥストラはいいのだが、アルプス交響曲は吹きっぱなしで非常に疲れる。
口もそうだが、腕から肩、背中にかけての疲労がひどい。
アルプスも聴いていたが、高校時代ツァラトゥストラに熱中した。
あまり勉強しなくても、曲が体に入っている。
あの時わくわくしながら聴いたこの曲を演奏するのが仕事とは、何とも幸せな人生である。

呉娑々宇山・藤ヶ丸山・三本木山のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100621sanbongiyama.html

6月21日
<呉娑々宇山・藤ヶ丸山・三本木山>
標高
呉娑々宇山 682m
藤ヶ丸山    665m
三本木山   486m

6時35分自宅出発、11時8分寺分北バス停到着。
所要時間4時間33分

5時に目が覚めた。

雨が降らないことを確認して自宅を出たが、呉娑々宇山は上半分が雲の中。
こりゃ展望は0だな。
まあ、こういう日にしか味わえないこともあるだろう。

水谷峡登山口まで自宅から徒歩40分。
普段走って40分で往復しているコースだ。

水谷峡コースは急坂の上に道が分かりにくく元々あまり楽なコースではないが、今日は濡れていて滑りやすくさらに難易度が高い。
呉娑々宇山も標高が682mあり、通過点と考えるには負荷が大きい。

予想通り展望はなかったが、新しいカメラは小さいものを詳細に写すのが得意だ。
木の枝や葉に溜まった雨粒にきちんとピントを合わして撮影、後で拡大すると、何と雨粒の中に森がある!
これには感動した。

呉娑々宇山から先の道は行ったことがない。
今日は藤ヶ丸山と三本木山が初体験だ。

呉娑々宇山山頂から道標に従って藤ヶ丸山を目指す。
途中展望所があったが、やはり眺めはない。
今度天気のいい日にもう一度来よう。

藤ヶ丸山山頂からは緑化植物公園へ下る。
車道の先、東屋のところの道を三本木山へと進む。
三本木山にはいくつか展望ポイントがあった。
鷹の条山の櫓は何とか見えたが、それ以外の展望は冴えず写真にならない。
もう一度来ないといけない。

三本木山から先の下りはこれ以上ないというぐらいの急坂で、危ないので初心者は引き返した方がいい。
しかも今日は濡れて落ち葉も石も土も全て滑る。
両側の木につかまりながら、まるでターザンのように下る。
渓流の先で車道に出る。
そこから山陽自動車道を越えて、のどかな田園地帯の中を真っすぐ進むと寺分北バス停に着く。
バスは本数が多いので便利だ。

水分摂取量は、帰りのバスで飲んだ分を含めてスポーツドリンク500ml、水400ml。
呉娑々宇山への登りは湿度も高く汗をかきたくさん飲んだが、それ以降はむしろ尾根道で風が吹くと寒いぐらいだった。
暑さ対策には早朝出発が効果的だ。

無線LANが数年という長い年月をかけて徐々に劣化し、ここ数ヶ月は極度に遅く時々つながらないという状況にストレスが溜まっていたのだが、調子のいい時もあり買い換えは延び延びになっていた。
ついに昨日全くつながらなくなり、今日バッファローの製品を購入して接続した。
今までのあの無駄な苦労は一体何だったのだろう?
霧が晴れたように快適だ。

6月20日
三原ポポロで広島県主催「親子で楽しむ広響コンサート」本番。
0歳から入場でき、しかも無料という画期的なコンサートだ。
藤野さんは相変わらず楽しい。

6月19日
<荒谷山>
標高620m。

「広島市の山を歩く」を参考にした。

8時15分井原市駅出発、11時48分向原駅到着。
所要時間3時間33分。
フライト場での休憩時間18分。
歩行時間3時間15分。

5時に目が覚めた。
始発の次、6時26分の電車で向かったが、井原市駅は遠い!
広島駅から70分もかかる。

深夜までの雨で湿度が高い。
展望もあまりなさそうだが、休みの日に家で1日じっとしていると何とも不幸な気分になるので、雨も降らないとの予報だし出かけることにした。

登ったことのない山に登りたい!と思ってこれまでいろんな山を登ってきたが、そろそろネタが尽きてきた。
今後は通ったことのないルートに目標を定めるべきか。

井原市駅の広島側で線路を渡り、しばらく歩いてバス停のところを右に入り、林道を延々と登る。
パラグライダーなどのフライト場まできれいな舗装道路で行くことができる。
自転車のトレーニングなどにいいのではないだろうか。

写真を撮ろうとしたら、何と電源が入らない!
何度やっても駄目。
バッテリーの不具合だと直感した。
帰宅後充電すると、満充電まで3時間40分もかかった。
つまり容量が0だったということだ。
カメラに入れると、きちんと起動する。
3,4日カメラに入れた状態で置いておいただけでバッテリーが0になるなんておかしい。
ただ、もう少し様子を見てみよう。
いつも予備のバッテリーを持って行くのに、今日に限って忘れてしまった。
それに出かける前には一度電源を入れてチェックすべきだ。
という訳で今日は写真が撮れなかった。
低い雲であまり写真にはならない状態だったので、また来いということだろう。

今日は帰りの電車で飲んだのを含めて、水分摂取量はスポーツドリンク500ml、水250ml。
湿度は100%に近いが、あまり暑さは感じなかったし、フライト場では曇っていて風もあり、むしろ寒いぐらいだった。
早朝の出発が暑さ対策の基本だ。

フライト場からは360度の絶景が広がる。
正面には先日登った神ノ倉山、右手には白木山などの山並み。
いつまでも眺めていたい。
そんな気分にさせられた。

ここからは林道を向原方面に下るのだが、道は荒れていて石が多く、非常に歩きにくい。
登山道よりもむしろ疲れる。
距離も長いので、自信がない人は来た道を引き返そう。

荒谷山山頂は道なし、展望なしとのことなので省略した。
ここから入るのだろうと思われる個所があったが、とても通る気にならなかった。

距離が長く、なかなか高度が下がらず、疲れる道だったが、しばらく下ると沼、さらに行くと廃田。
その先にのどかな田園風景が広がっていた。

農家のお爺さんが声をかけてきた。
「あんたどこから来たん?」
「井原市駅からフライト場を通って降りてきました。」
「ありゃまあ、元気なことやなあ。」

歩道がない上に車がスピードを出す嫌な県道29号線に出て、しばらく行くと向井原駅。
このあたりはきれいな花を植えている家が多く楽しめた。

向原駅の標高は230mぐらい。
井原市駅の標高は30mぐらい。
何と一駅で200mも高度を下げる。
列車は向原駅からしばらくは山の中腹を進み、そこから谷底に降りていく。

結局登山道は全く通っていないが、だからといって楽ではない。
アスファルトの車道を往復すればきっと楽だろう。
フライト場からの眺めはすばらしく、そのためだけに登っても十分に価値がある。
ぜひ一度体験して欲しい。

6月18日
福山の小学校で音楽鑑賞教室。
雨で湿度が高く、弦楽器は大変。
クラリネットもベトベトしている。

6月17日
白木山のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100612shirakiyama.html

山と渓谷7月号。
岩稜特集。
ジャンダルム、北鎌尾根、剣岳などなど。
憧れる。
しかし命を懸ける気はない。
気持ちがこの間を行ったり来たりする。
ああ、心が疼く!

フォトコンテスト。
入賞作品はペンタックス645で撮影している人が圧倒的に多い。
どんなカメラかと思って調べてみたら、本体だけで80万円以上!
あり得ない!
重量は本体のみで1.5kg。
レンズを合わせると2kgを超えるだろう。
首にぶら下げて歩けないではないか。
このコンテストはお金持ちしか参加できないのか。

18時25分出発、6.17km、山。
大分蒸し暑くなってきた。
もうひょっとしたら広島の山にはしばらく登れないかも知れない。
ランニングもランニングシャツに短パンでもいい。

6月16日
購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
やはり新しいP・Gリガチャーはいいですね。
楽器全体でよく響いている感じがします。
今後はもう少し早めに取り替えようと思います。

6月15日
三原市文化センターポポロで音楽鑑賞教室午前午後2回本番。
昼は春闘妥結に向けてのユニオン臨時大会。
音響のいいホールで演奏できるというのは演奏者、聴衆の双方にとっていいことだ。
もし今日のような雨の日に体育館で演奏すれば、弦楽器はまるで鳴らなくなり、しかも雨の音で演奏が聴こえにくい。
そのような状態でオーケストラを聴いたということにはならない。
ホールという楽器がなければ、オーケストラは生かされない。
生徒とは一期一会、できるだけいい状態でオーケストラ本来の魅力を味わって欲しいものだ。

新しいカメラの色ではまだ苦労している。
確かにそれもありだとは思うが、でも実際に見た夕焼けはもっと赤かったと思う。
夕景モードがかなり淡白なのだ。
次回は彩度を上げてみよう。
どのモードも全体的に明るめに写る。
露出はしかし暗くするとそれはそれで違和感があり難しい。
とにかくオリンパスとソニーでものすごく色が違うのだ。
夕方の太陽も、高い位置だと真っ白で写らない。
これも色々と調整するのだが上手くいかない。
せっかく買ったハクバの偏光フィルターは四隅が暗くなり使い物にならなかった。
Kenkoの薄い偏光フィルターを注文してある。
これで大分改善すると思う。

6月14日
季節が変わりつつある。
果物は全て冷蔵庫へ移動。

実は暑くなると食事の量を減らさなければならない。
寒いと熱を発生させるのにエネルギーを使うため、たくさん食べなければならない。
逆に暑いと熱を発生させる必要がないため、少ない量でいい。
よく夏バテで食欲がないと勘違いしている人がいるが、実際には食べる必要がないから食欲がないだけのことなのだ。

広島の山に登れるのもあと何日だろう。
夏は一般の登山者が高い山に登ることができる絶好の機会だが、いつも夏は忙しくて高い山にはなかなか行けない。

今日は明日からの音教のリハーサル。

いい指揮者は言葉が体にすっと入ってくる。
それ以前に、喋らなくても何がしたいかが分かり、共感できる。
悪い指揮者は体や棒に音が入っていない。
何がしたいのか分からない。
喋っても、何を喋っているのかよく分からない。
意味のない言葉は体には入らず、左耳から右耳へ抜けてゆく。

18時33分出発、6.23km、山。
暑くなってきた。
今日から半袖短パン。
結局ランニングでも、山を見てリラックスしている。

6月13日
鷹の条山のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100608takanojyouyama.html

岩谷観音のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100610iwayakannon.html

6月12日
<白木山>
標高
鬼ヶ城山 737m
中尾山  798m
白木山  889m

上深川駅6時42分出発、下町屋バス停12時7分到着。
所要時間5時間25分。
二十畳岩での休憩13分、白木山山頂での休憩17分。
歩行時間4時間55分(写真撮影や地図を確認する時間などを含む)。

水分は、スポーツドリンク1リットルと水500mlを持って行き、帰りのバスで残りのスポーツドリンク200mlと水200mlを飲み干した。
帰宅後も300ml飲んだ程度で、この時期5時間以上歩いたにしては消費量が少ない。
早朝の出発というのが大きい。

無理に早起きすることもないと思い目覚ましはかけなかったのだが、4時20分に目が覚めたので始発で出発。
白木山はルートが多くどこから登ろうか悩ましいが、今日は上深川駅から登ることにした。
駅から真っすぐ北上すると、車道が終わるところに白木山登山道という標識がある。
しかしこれ以降標識は皆無。
道自体は全体的に、さすが人気の山だけあっていい状態だ。

途中二十畳岩からは素晴らしい展望だ。
呉娑々宇山、木ノ宗山、二ヶ城山などが一望できる。

電波塔の先で車道に出るが、直進し山道を登る。
しばらく登ると鬼ヶ城山だが、三角点があるのみで特に通る必要もない。
その先を左に下り車道に出る。
しばらく車道を歩き、途中右に登ると中尾山山頂に着く。
ここも、山というよりは巨大な電波塔に占拠されたピークで、魅力に乏しい。
「広島市の山を歩く」では、金網に沿って移動しながらの展望と書いてあるが、落ちれば間違いなく骨折ぐらいはするので手が離せない。
写真撮影は難しい。
金網に沿って移動しなければ、展望はあるものの写真にはならない程度。

車道を下る。
しばらくすると別の巨大な電波施設がある。
その先に白木山への登山道がある。

ここからは心地よい尾根歩き。

白木山山頂は久しぶりだ。
広々とした芝生の山頂にはこれまた巨大な電波塔が建ち、まだ9時半だというのに土曜日の人気の山だけあって7,8人が休んでいた。

下山は押手山を目指す。
山頂からほんの少し行ったところで道が二手に分かれるが、ここが「広島市の山を歩く」のPであることは確認した。
ここを左に入る。
その後、Gのこぶとショートカットも確認し、ショートカット道を下る。
時々赤いテープが巻いてあるので、それを頼りに下る。
道は非常に悪い。
人を連れてきたらきっと怒られるだろう。
道はそれしか認識できなかったのだが、しばらくひどく荒れた道を下ると車道に出た。
これが穴郷林道。
まるで違うところに出てしまった。
きっと右に分かれる道が分からなかったのだろう。
仕方がないので林道を下る。
林道歩きも時々展望が開けて悪くはないのだが、真っすぐに下れないため距離が長い。
ジグザグに延々と下る。
やがて民家や田植えしたばかりの田圃が見えてきた。
のどかな田園風景を楽しみながらしばらく下ると桐原バス停。
ただしここはバスが2時間に1本ぐらいしかない。
きっと家が多い方向に下れば幹線道路、そしてバス停に出るだろう。
25分歩くと、予想はぴったりと当たり下町屋バス停に到着。
ここは本数が多い。
広島駅行きのバスに乗るが、丁度いい電車があったので、可部駅で乗り換える。

1時半帰宅。
午後から練習。

上深川から白木山経由で可部までの大縦走。
迷いやすいポイント多数、下りは道なき道。
これは一人でないとできない。
こんなことを一緒にやってくれる人は周りには誰もいない。
始発で出発などとても言いだせないし、人を連れて行ったらきっと今日のコースなら8時間かかってしまうだろう。
単独でのスピード登山だから可能なのだ。
そうでなければ暗くなって危険だ。
下りで途中右に分かれる道が分からなかったのは残念。
さらに経験を積む必要がある。

昨日はひどい緊張感と疲労感だったが、今日は全く何も残っていない。
5時25分に家を出た段階で、心も体も完全にリラックスしている。
登山は演奏のための基礎体力作りという面でも重要だが、気分転換やリラックス法としても非常に有益だ。

6月11日
加茂町で「音楽づくりコンサート」本番。
今日は疲れた。
広島駅からチャーターバスで片道3時間、往復6時間。
これだけで十分疲れる。
バスは本も読めず、寝るかぼーっとするしかない。
ただし、最近はよく山に登っているので、山並みを眺めて過ごすのは楽しい。
帰りは日没が7時過ぎだというのに、5時前からすでに夕暮れ時の色をしている。
プログラムはこれでもかというぐらい難曲が揃っている。
しかも指揮者のテンポがやたらと速い。
特にシェエラザード。
何度もやった曲だが、これだけ速いときつい。
アンコールのハチャトゥリアン作曲レスギンカも最初やった時には相当苦労した。
経験があるとはいえ、難しい曲であることに変わりはない。
ドビュッシーの海より波の戯れも大変だ。
グローフェ作曲グランド・キャニオンより「日の出」は、指は大変だがあまり聴こえないのでプレッシャーはない。
実は3日間練習がある定期演奏会よりもこういった1日練習で本番をやってしまう演奏会の方が大変だったりする。
慣れていない状態で本番を迎えるからである。
という訳で、相当くたびれて帰宅した。

6月10日
明日の「音楽づくりコンサート」リハーサル。
連日の多様な仕事の合間に難曲を練習し、1日リハーサルして本番というのはなかなか厳しい。
しかもテンポが思ったよりもかなり速めであった。
グローフェのグランド・キャニオンより日の出はかけた時間と労力に対してあまりにも聴こえないのが悲しい。
ドビュッシーは微妙なニュアンスなどもう少しリハーサルしたいところだ。

リハーサル後運営委員会。

その後、Iさんと水分峡駐車場から岩谷観音に登る。
夕暮れ時の色づいた広島市街、呉娑々宇山、鉾取山、絵下山、黄金山、二ヶ城山、白木山、木ノ宗山など360度の大パノラマを堪能し、写真を撮ったりお弁当を食べたりしてゆったりと過ごした。
運よく感動的な日没を見ることができた。

木ノ宗山のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100607kinomuneyama.html

昨日の話。
NHK「あなたの街で夢コンサート」本番。
渡辺徹さんは今回も絶好調。
ただ、NHKが苦情の出る可能性のある部分をカットすると、いちばん面白い部分がなくなってしまう。
ノーカット版を見たいところだ。

購入者の声
<M30トラディショナルとB♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
マウスピースですが、本当にお願いしてよかったです。
今まで5RVライヤーを吹いていて、吹きやすく気に入っていたのですが、最近プロの演奏などを聴いて、自分の音が重みがないというか、軽く感じるようになっていました。
今回のマウスピース、吹きやすさはもちろん、音に深みというか厚みを感じています。
まだまだ未熟ですが、このマウスピースで練習を積んで目指す音に近づけるようにしたいです。
それから、リガチャーは音の抜けがよく、やはり買って良かったです。
このセットで、練習にはげみます。早速、次回の全体練習日が楽しみです。
次回の購入時も、よろしくお願いします。
CDもありがとうございました。
目標にさせていただきます。
今回は本当にありがとうございました。

6月9日
天狗城山・絵下山のページができました。
パノラマ写真初掲載ですので、ぜひご覧になってください。
http://cltakao.web.fc2.com/100606egesan.html

3時夕食、それからリハーサル。
8時40分帰宅、9時30分就寝。
こんなことが可能とは驚いた。
今日は6時起床。
8時間半睡眠で、本番に向けて集中力もばっちりだ。

6月8日
さくらぴあでNHKあなたの街で夢コンサートのリハーサル。
楽譜が来たのは数日前。
1曲は当日。
これが結構長くてややこしい。
スピーカーは客席を向いているので、歌手が何を歌っているのかまるで聴こえない。
返しを入れてもらったら、今度はMさんが「うるさくて左の耳が聞えない!」と悲鳴を上げた。

<鷹の条山>
標高438m。
福木小学校前バス停7時28分出発、9時58分帰着。
所要時間2時間40分。
山頂での休憩1時間。
帰りに迷い余分にかかった時間が多分20分ぐらい。
実質歩行時間推定1時間20分(写真撮影の時間を含む)。

9時就寝、5時起床。
やっと8時間睡眠が取れた。
4時に目が覚めると今から用意すると始発に乗れると思って起きてしまうのだが、さすがに3時に目が覚めるとどうしようもないので再び寝る。
自宅から徒歩で呉娑々宇山経由で登ろうかとも思ったのだが、呉娑々宇山は飽きてしまっている。
歩いたことのない道を歩きたい。

広島駅新幹線口から29番のバスに乗り、福木小学校前で降りる。
変電所の左から登山道が始まっている。
思ったよりも本格的な道で、急傾斜のところもある。
深夜まで降り続いた雨でしっとりと濡れた早朝の登山道というのもなかなか味わいがあっていい。

急な道だが、時間は短い。
あっけなく山頂に到着。
山頂には櫓が建っていて、そこからの眺めがすばらしい。
南に呉娑々宇山、西に広島市街、北西に二ヶ城山、その向こうに阿武山、北に昨日登った木ノ宗山、その向こうに白木山と360度の大パノラマが広がる。
写真を撮ったり呆然と眺めているうちに、気が付いたら1時間経っていた。
なお、この櫓には、車で来て駐車場に止め、モノレールに乗れば歩かずに来ることができる。

下りは来た道を帰り、途中で右に入る。
出口付近で迷ってしまった。
地図にはない高速道路ができていて、混乱したのだ。
西善寺バス停に行こうと思っていたのが、結局元の福木小学校前に戻ってしまった。

6月7日
6月11日に加茂町で行われる「音楽づくりコンサート」の曲で苦労している。
アンコールはハチャトゥリアンのレスギンカ。
A管で読み替えているが、指揮者のテンポによっては厳しい。
グローフェのグランド・キャニオンから日の出。
これもA管で読み替えている。
以前やったことがあるのに、練習にかなりの時間がかかる。
これだけ時間をかけてもあまり聴こえないのが悲しい。
ずっとこの速いパッセージを練習していると腱鞘炎になりそうだ。
R.コルサコフのシェエラザードより第4楽章はかなり難易度が高い曲のはずだが、今回は上記の2曲に霞んでしまっている。
他にもドビュッシーの海より「波の戯れ」。
かなり負担の大きいプログラムである。
これらを練習した後、定期演奏会のツァラトゥストラとアルプス交響曲を練習している。

<木ノ宗山>
標高413m

中深川駅6時40分出発
上深川駅9時到着
所要時間2時間20分
山頂での休憩20分
歩行時間2時間(写真撮影などの時間を含む)

昨日は9時半就寝。
今日は所要時間の短い山だし、ゆっくり寝ていようと思っていたのだが、また4時に目が覚めてしまった。
これが習慣になると、夜本番に差し支えてしまう。
明日あたり強制的に二度寝しないと。
今日も始発で出発。

中深川駅からしばらく細い車道を進む。
この道は通勤の車が多く気を使う。

登山口からは急な坂道で、特に山頂直前は猛烈な急傾斜だ。

山頂からは、南に呉娑々宇山、高尾山、西南西に二ヶ城山、、西北西に阿武山などが見えている。
この山は全体が中世の山城で、郭や堀切が残っている。

山頂で写真を撮ったりしながら20分ほどゆっくりと過ごし、上深川方面に下山。

9時に上深川駅に着いたが、次の汽車は9時38分!
仕方がないので、持ってきた「広島市の山を歩く」を読んで過ごす。
次は呉娑々宇山山塊を大縦走してみようか、それとも白木山のまだ歩いていない道を歩いてみようか。

NEX−5は、シャープネスなどの操作ができない。
RAWで撮影してパソコンでいじればいいのだが、カメラではできない。
風景モードと通常モードで、シャッタースピードやF値は変わらない。
ということは、シャープネスやコントラストをいじっているのか?
風景モードと通常モードはそれほど違わないのだが、風景モードの方が遠くまではっきりくっきりと写る。
しかしこれを絞りでやっているのではなさそうだ。
風景モードと通常モードを切り替える際、いちいちメニューから入りなおさなければならないのがやや面倒だ。
色についての不満は、ホワイトバランスを調整することで解消された。
ただし、自分でホワイトバランスの数値を設定する方法は現在分かっていない。
今日はホワイトバランス曇りで自分の望むとおりの色を出すことができた。

6月6日
<天狗城山・絵下山>
呉ポートピア駅6時8分出発
坂駅11時26分到着
所要時間5時間18分
歩行時間は多分4時間18分ぐらい

目が覚めたら用意して行こうと思っていたが、目が覚めて時計を見ると4時。
さすがに4時はないよなあと思ってもう一度寝ようとしたが、寝られなので始発で行くことにした。
安芸中野駅5時41分発の電車に乗り、海田市駅で呉線に乗り換え。
呉ポートピア駅には6時5分到着。

駅から左、呉方面に5分歩き、踏切を渡り、広島呉道路をくぐると登山道の標識がある。
一般の方はここから天狗城山に登るだけで十分満足できるだろう。
素晴らしい眺めの山だ。
眼前に広がる瀬戸内海と島々を堪能した。
ただし、ここを登るの?と思うほどの岩場がいくつかあるので、初心者はやや苦労するかも知れない。

まだ朝の6時台で誰もいない。
まるで夕暮れ時のように、景色はまだ柔らかく薄いピンク色をしている。
眺めのいい岩で新しいカメラを試した。
スイングパノラマは感動的だ。
私はこういう写真が撮りたかったのだ。
スイングパノラマには標準とワイドがあり、標準は割と簡単に撮れる。
しかしやはりワイドの方が楽しい。
何と180度も撮れてしまうのだ!
ただし、ワイドは撮り方に慣れないといけない。
速すぎても駄目、遅すぎると今度は途中で終わってしまう。
まず終わるポイントを決め、そこから体を捻ってスタートポイントにカメラを固定する。
そこからシャッターを押し、カメラを水平に動かしていく。
水平がずれすぎると撮影できないが、多少のことは許してくれる。
これを習得するのに20分ぐらいかかってしまった。
最初のうちしばらくは、なぜワイドにすると途中で終わってしまうのかが分からなかったのだが、結局動かすのが遅すぎたのだ。
出来上がった画像は素晴らしいの一言!
多少上下しているのに、なぜそれによるずれがないのか不思議だ。
一体どうなっているのだろう?

先日ビックカメラで、このカメラと一緒に偏光フィルターを購入してレンズに装着していた。
数十枚撮影してようやく、四隅が広角にすると少し暗いのに気がついた。
kenkoを買おうと思ったのだが在庫がなく、ハクバのフィルターを買ったのだが、これがこのカメラと合わないのだ。
原因はフィルターの厚み。
10mmある。
他のメーカーでも同じ厚みなら同じ現象が起こるだろう。
NEX−5、NEX−3を購入される方は気をつけてください。

仕方がないのでフィルターを外して撮影を続ける。

ああ、PEN、君の色はよかった。
やや濃いめだが、何とも言えない魅力があった。
まだ慣れていないせいか、NEX−5の色にやや違和感を感じる。
私はあまり青いのは好きではないのかも知れない。
景色はまだ赤みが残っているはずなのに、スタンダード、ビビット、風景、どれにしても見た感じより青いのだ。
仕方がないのでしばらく夕景で撮影する。
PENだと赤くなりすぎるが、NEX−5の夕景モードは淡いので、丁度見た感じに仕上がる。
画像は驚くほどクリアで、細部まで明確に表現されている。
圧倒的な解像度だ。
色については今後研究が必要だろう。

天狗城山のいくつかの岩場では、スイングパノラマの練習などでかなり時間を食ってしまった。
そこからアップダウンを繰り返し、中天狗、小松尾山を過ぎる。
小松尾山はなかなかいい展望があった。

二艘木峠、市光山を通り絵下山へ。
久しぶりだが、せっかく午前中の早い時間に来たのに霞んでいるのが残念。

明神山への道が分からなかったが、少し探すと標識があった。
今回はかなりの健脚向きコースだが、全体に道はよく整備され、歩いていて気持ちよかった。
明神山を過ぎ、急坂を下り、しばらく行くと高尾山城跡。
ここも高尾山か。
一体全国に高尾山はいくつあるのだろう。
ここからの眺めがすばらしい。
しばらく眺めを楽しんだ。

ずっと薄曇りだったが、晴れてきたので風景モードで撮影してみた。
やや青っぽいのが気になるが、全体に非常にクリアに写る。

NEX−5は、花を撮る時寄れる距離はPENと同じで大したことはないが、細部は驚くほどクリアに写っている。
これには感動した。

坂小学校方面に下るのだが、傾斜地に昔からの民家が建て込んだ細い路地で、一体どこが正しい道かよく分からない。
坂駅から来ようと思っても、いまいち自信が持てない。
坂小学校の先からしばらく川沿いに下り、線路の手前を左に曲がってしばらく歩くと坂駅に着く。

今回はフルコースを堪能した。
天狗城山、絵下山、高尾山城跡、どれも見事な眺めだ。
ただし、一般の方は真似をしないでください。
時間がかかりすぎ、途中で力尽きるかも知れません。

<トスカ・グリーンラインB♭管をご購入の方より>
先日はトスカを選定していただき、ありがとうございました。
吹いた感想としましては…
とにかく「楽に非常に良く響く」ということに尽きます。圧倒的に楽に響きます。
今まで100%の力でffを吹いていたとすると、70%くらいの力でffが演奏できる感じです。
とにかく力まずにしっかり鳴るので、かなり楽です。
しかも自分の息がそのまま音になっているような吹き心地で、音色もかなりコントロールしやすくなりました。
これは反則じゃないか!?というくらいの吹き心地ですね。
自分が上手になったと錯覚します(笑)
ただ、良く響く分、息をしっかり入れないで吹いたり、口がへばった時や力みながら吹いている時なんかは、脆い音や汚い音のままよく響いてしまうので、その部分はかなり注意が必要だと思いました。
自分の弱点も露呈されてしまいますね(笑)
今回は素晴らしい楽器を選定していただきありがとうございます。
一生ものの楽器だと思って、大事にしっかり鳴らして使いたいと思います。
またマウスピースなど色々とお世話になると思いますが、その時はまたどうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。

6月5日
広響ポップスコンサート本番。
布施明さんの歌が感動的だった。
「シクラメンのかほり」はやはり名曲だ。
「オケピ!」の中の曲である、「オーボエ奏者の特別な一日」もジーンときた。

クラリネットQ&A
<質問>
今度行われる定期演奏会でウエストサイドストーリーのシンフォニック ダンスをやるのですが、その中のBbクラリネットのソロでファ#ド#ファ #ファ(実音E H E Es)という動きが出てきます。
ここがどうしても繋がらないのですが、いい運指等があれば教えていた だきたいです。
<答え>
ド♯を、左手人差し指のみで演奏してみてください。
やや低めですが、アメリカでよく使う指です。
ジャズの雰囲気にはよく合います。

6月4日
明日の広響ポップスコンサートのリハーサル。
すでにチケットは完売、これは布施明さんのおかげだろう。
輝かしく、感動的な歌声だ。
これで還暦を過ぎているというのだからすごい。

PENを梱包していて、寂しい気持ちになった。
このカメラとは11ヶ月共に過ごし、数々の山で膨大な量の写真を撮った。
デザインと質感では今回購入したNEX-5を遥かに上回る。
画質も素晴らしい。
レンズが小さいというのもメリットだ。
2台持っておけば…。
でも結局使うのは1台だし…。
ああ、心が揺れる。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
こんなに早く手元に届き、大変嬉しく感謝しております。
早速吹いてみました♪
響きます〜鳴ります〜驚きつつ嬉しいです♪
もっと早く注文すればよかった…と思った程!!
明日のブラスの練習がとっても楽しみになりました。
CDも素敵です☆
大事にします。
本当にありがとうございました。

6月3日
今日は呉市文化ホールで「親子で楽しむ広響コンサート」本番。
今日も大盛況で、楽しいコンサートとなった。

18時26分出発、6.17km、山。
山の形というのは、最初はどれも同じに見えるが、見ているうちにだんだんと区別できるようになっている。
日浦山は、呉線、つまり南側から見ても、このコース、つまり北側から見ても、同じように山頂が小さく尖っている。
それが分かってきたのは最近のことだ。

NEX−5をビックカメラに取りに行った。
今日が発売日だ。
笑ってしまうほどボディが小さいが、ズームレンズは逆にPENよりも大きいので、全体として小さくなったという感じはあまりしない。
重さもあまり変わらないような気がするが、比べれば確かにNEX−5の方が軽い。
NEX−5の斬新なデザインもすばらしいが、PENの金属の質感、レトロで個性的なデザインの方が上だと思う。
現段階でも、人によってはPENを選択するということは十分納得できる。
液晶の詳細さ、美しさは感動的だ。
データをパソコンに移して見てみたが、驚くほどクリアな画像だ。
ディスプレーが可動式になっているメリットは大きい。
これで、特に低いアングルの撮影がしやすくなった。
フルハイビジョン撮影はまだしていないが、これも大きな利点だ。
スイングパノラマは、人工物ではややつなぎ目が気になる。
手持ち夜景モードはこれからテストする。
操作は直観的で非常に分かりやすく、説明書が必要ないほどだ。
とことんこだわった充実の機能に対して値段が安く、人気機種になるだろう。

部屋の照明を消し、豆電球で細かい描写の絵が描かれたマグカップを写した。
まずISO感度オートでは当然ながらぶれた。
次にISO感度12800!
この設定があること自体が驚きだが、12800でこれだけノイズを抑えられるというのもすごい。
次に手持ち夜景モード。
連写して合成し、ブレを抑える。
これが予想を遥かに上回る美しさで感動した。
NEX−5、恐るべし!

神ノ倉山のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100531kannokurayama.html

6月2日
先日の写真。



今日は三次市文化会館で「親子で楽しむ広響コンサート」本番。
湯崎広島県知事を筆頭に、最近の広島県の文化に対する取り組みには目を見張るものがある。
今回は0歳児からという斬新な企画だが、思ったよりも大丈夫だった。
これには指揮の藤野さんの力が大きい。
喋りの上手さ、楽しさは天下一品。
意表を突く発言に腹筋が痛い。
例えば、指揮者コーナーで出てきた子供に、
「何歳ですか?」
「5歳です。」
「お若く見えますね。」

「これはクラリネットです。みんなで言ってみましょう。クラリネット!」
会場「クラリネット!」
「この楽器がクラリネットで、これを吹いている人は高尾さん。みんなで言ってみましょう。高尾さん!」
会場「高尾さん!」

18時21分出発、6.19km、山。
最近登山で5時に起きることが多く、それが習慣になってしまった。
昨晩は10時就寝、今朝は5時起床。
でもこれは登山家としてはいいが、演奏家としてはよくない。
特に午後は眠くなる。
3日連続登山のため、昨日は強制休養。
疲労度からすると今日も休んでもよかったのだが、何も運動しないというのも気分が悪い。
この山ランニングは最もリラックスできる時間なのだ。
足は登山で鍛えられ、なかなかの好タイムだった。

川苔山のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100522kawanoriyama.html

武田山・火山のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100529takedayama.html

行者山・傘山のページができました。
http://cltakao.web.fc2.com/100530gyoujayama.html

6月1日
「親子で楽しむ広響コンサート」リハーサル。
明日は三次、あさっては呉、その後20日は三原、7月21日は安芸区、7月25日は広島市文化交流会館で本番がある。
指揮と編曲、司会は藤野浩一さん。
この人が企画して喋れば楽しいコンサートになることは間違いない。

午後ヤマハでマウスピース選定。
M30トラディショナル、M30プロファイル、M15、5RVライヤーを選定した。
今回は特にM30トラディショナル、M15、5RVライヤーの質が高く、思ったよりも多くの本数を選定できた。
ご希望の方はヤマハ広島店2階管楽器売り場へどうぞ。

16時より事務局にて団体交渉。
引き継ぎ期間が終わり、前の専務が定年退職され、今回から新しい専務との交渉である。

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