9月5日奥大日岳・立山

6時35分出発。

泊まった雷鳥沢ヒュッテから少し下って振り返る。
群生するチングルマの先に、ロッジ立山連峰、その向こうに目指す奥大日岳が見えている。




高山の夏は短い。
花を落としたチングルマは、急いで綿毛を開く。




昨日登った浄土山が朝日を浴びて神々しい。
今日のような天気なら絶景が広がっていただろう。



剱岳へ向かう多くの登山者が登る雷鳥坂を右に見送り、左の新室堂乗越へ。
広大な野原にチングルマが大群生し、感動的な光景だ。
今はほとんどが実だが、花が咲く時期も美しいだろう。





コバイケイソウの草紅葉も美しい。



立山や剱岳に雲がかかっているのが残念だが、天気はいい。
道もなだからで、昨日に比べると格段に登りやすい。
登るにつれて高山植物の種類が変わり、それがまた楽しい。

ダイモンジソウ





ツガザクラの実(C)





チングルマ





チングルマ





地獄谷と雷鳥荘、雷鳥沢ヒュッテ、ヒュッテ立山連峰。



地獄谷から立ち上る煙と遊歩道。
去年まではここを歩くことができたそうだ。
今年はここに行かなくても咳き込むほど硫黄臭がひどい。











イワイチョウ





チングルマに彩られた奥大日岳へと続く道。





奥大日岳。





モミジカラマツ





シラネニンジン(C)





ミヤマキンバイ





ウサギギク





オオヒョウタンボク





サンカヨウ(C)





トリカブト





ベニバナイチゴ





ハクサンフウロ





クルマユリ





ハクサンイチゲ





ヨツバシオガマ





イワツメクサ





ミヤマホツツジ(C)



残念ながら奥大日岳山頂は雲の中。
早々に引き返す。

雪渓の残る渓谷。
その向こうの大地に立山道路が見えている。





ヤマブキショウマ





帰り道で剱岳の雲が切れ、ようやくその山頂を拝むことができた。





タカネヨモギ





ミヤマリンドウ





シモツケソウ





水の色が美しい。





別山へと続く道。





剱御前小舎に荷物を降ろすヘリコプター。





別山





草紅葉が美しいコバイケイソウと地獄谷。





手前にチングルマ、遠方左が立山。





コバイケイソウと立山





立山と浄土山





ミヤマコウゾリナ





工事用の資材を運ぶヘリコプター




雷鳥荘で預けた荷物を引き取り、室堂ターミナルへ。
立山の雲も時折切れて、美しい眺めを楽しむことができた。



別山とキャンプ場





リンドウ池、地獄谷から上がるガス、初日に泊まった雷鳥荘、今日登った奥大日岳。





オヤマリンドウ





鉄分で赤く染まる血の池





別山と遊歩道





みくりが池と立山、浄土山





ワレモコウ



帰りは富山へ。
まず立山高原バスで美女平へ下り、ケーブルカーで立山駅へ。

ケーブルカー中間点



立山駅から富山地方鉄道で富山駅に下った。
こちらから登るのもいいだろうなあ。
富山から京都はサンダーバードで2時間47分、遠い!




<富山地方鉄道>
電車がレトロでかわいい。
途中駅は古い木造で趣がある。

<称名滝>
立山高原バスからやや遠いが見ることができた。
落差日本一だそうだ。
近くからみればかなりの迫力だろう。

<大日岳縦走>
今回は奥大日岳を往復したが、大日岳経由で称名滝まで縦走するのも楽しそうだ。
ただし下りが長く、かなりきつそうだ。

<担ぎ屋>
道路のないところにある山小屋へ食料などを運ぶには二つの方法がある。
一つは人が担ぐ。
もう一つはヘリコプターで運ぶ。
険しい山では人が運ぶことは困難だ。
しかしヘリコプターは1分1万円、かなりの経費がかかる。
そのため登山者が多く集まる小屋でなければヘリコプターを使うことは難しく、山奥の小屋でも人が担いで上がっているところもある。
帰り道、みくりが池あたりで雷鳥荘の人たちが重い荷物を背負って運んでいるのとすれ違った。
どうもこの小屋の人達は屈強な人が多いと思ってたが、そういうことか。
これだけ頑丈そうな人がかなり苦労している。
ということは30kgではない。
恐らく50〜60kgぐらいあるのだろう。
私にはできない仕事だ。
できれば小屋でアルバイトするにしても、ヘリコプターを使うところにしたい。
新しいシーツも運んでいた。
そこまでしなくていいのに。
山小屋は山小屋、旅館でなくていいのですよ。

<負傷>
雷鳥沢ヒュッテ近くでヘルメットの集団とすれ違った。
全員若く、一人が担がれていた。
岩登りで滑落して負傷したのだと思うが、笑顔だったので大丈夫だろう。

<ヘリコプター>
ヘリコプターは非常に多い。
途中の道路までは車で運び、そこからヘリコプターで小屋に物資を運ぶ。
さすが立山だ。
たまに来るとわくわくするが、あまりに多いとうるさい。

<チングルマ>
チングルマの花と種が近い場所で同時に見られた。
その途中経過も見ることができた。
花から種はあっという間なのだ。
高山の夏は短い。
なにしろ9月3日にすでに紅葉が始まっているのだ。
すぐに冬になり、長い時を雪の下で過ごすことになる。

<防水手袋>
夏でも防水手袋は持つべきだ。
晴れると暑いので、まさかここまで必要ないだろうと思っていたが甘かった。

<火山性ガス>
地獄谷からは火山性ガスが大量に吹き上げ、時折咳き込むほど煙い。
近くの宿は大丈夫なのか?

(C)=C氏の協力により名前が分かった花。


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