2012年9月4日立山

雷鳥荘を6時40分出発。
6時前のNHK天気予報は、昨日までの予報よりもかなり悪い状況を伝えている。
状況によってはすぐに下山する覚悟をした。

浄土山と紅葉。





リンドウ池と雷鳥荘、その後ろには地獄谷からの噴煙。





ヤマハハコ



一ノ越から雄山往復が一般的だが、立山三山縦走ルートを取った。
立山室堂山荘から室堂山方面に少し登ると雲の中に入った。
視界はほとんどない。
高山植物のお花畑や雪渓を楽しみながら登る。

トリカブト





ベニバナイチゴ



室堂山展望台からは360度の絶景が広がるはずだが、真っ白だ。

室堂山から浄土山への登りは急傾斜の岩場が雨に濡れて滑りやすい。






浄土山の軍人霊碑。





イワツメクサ





イワギキョウ





コバイケイソウの草紅葉





龍王山の富山大学立山研究所を経て一ノ越に下る。




途中一時視界が開け、アルペン的な絶景が広がった。
黒部湖方面へ下るルートが非常に魅力的に見える。





トウヤクリンドウ





イワヒバリ



一ノ越から雄山へは登山者の多い一般ルートだが、傾斜がきつくかなり険しい。
西から強風が吹きつけて体力を消耗する。
時折雨が横から降る。
多くの登山者は雨具上下にリュックカバーと完全装備だが、ジーンズに小さいリュックで上っている人もいる。
夏でも疲労凍死することがあるが、よほど条件が悪かったのか、それとも装備不足が原因だろう。
山の知識なくこんな高山に登ってはいけない。






タカネツメクサ





急傾斜の岩場を登る。





雄山山頂。





ゴゼンタチバナ





チングルマと雪渓



雄山、大汝山、富士ノ折立と縦走するが、視界はほとんどなく、天候は徐々に悪化してきた。
富士の折立からの下りは風の通り道で、強烈な西風が吹きつける。
雨はやがて氷の粒となり、顔に当たってバチバチと音を立てた。
次の分岐で別山への縦走を断念し、大走りを賽の河原へ下ることにした。





しばらく下ると雲の下に出た。
風は止み、視界が開け、周りにはお花畑と雪渓が広がっている。
まるで天国のようだ。
眺めを楽しみながらお弁当を食べて一休み。
賽の河原方面の眺めがまた素晴らしい。
しかしその先の地獄谷からは火山性ガスが大量に噴出している。
まさにここは天国と地獄が同居する場所だ。

中央に今日宿泊する雷鳥沢ヒュッテ、その右にロッジ立山連峰。





イワイチョウ





モミジカラマツ





ナナカマド











シラネニンジンン





チングルマ




ウラジロタデは花と紅葉が同時という慌ただしさ。
高山の夏は短い。





ミヤマアキノキリンソウとチングルマ





コバイケイソウとチングルマ





チングルマ





明日登る予定の奥大日岳。





ロッジ立山連峰は雷鳥沢ヒュッテのすぐ隣にある。





ウサギギクとロッジ立山連峰。











地獄谷。





雄山山頂。さっきは何も見えなかった。





ミヤマコウゾリナ









今日は雷鳥沢ヒュッテに泊まることにした。
この巨大な建物を、毎年4月に雪の中から掘り出すそうだ。
立山恐るべし。
雷鳥荘があまりにも素晴らしかったので落差が気になったが、そもそもここは山小屋なのだ。
温泉があるだけでも天国である。
コンセントがないとか、ゴミを持ち帰らなければならないとか、建物が古いとか、寒いとか、そんな文句を言ってはいけない。
トイレはきれいな水洗。
料理も美味しかった。
食堂からの立山の眺めはまさに絶景!
風呂場にドライヤーがあり助かった。

外から丸見えの絶景露天風呂。もちろん温泉。




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