2012年5月5日御前山

標高1405m

注意!
この山は標高差があり、きつい急坂が続きます。
全くの初心者や体力のない人は避けた方が無難です。
道はよく整備され、道標もしっかりとしているので、多少でも慣れた人や体力にそこそこ自信のある方なら大丈夫です。
栃寄ノ大滝周辺の沢沿いの道は、石が濡れて滑りやすいので注意して歩きましょう。
ここはスニーカーでは危険です。
できるだけ登山靴を履きましょう。

ゴールデンウィークの貴重な晴れの日、人気の高い奥多摩は避けもっとマイナーな山に登ろうかとも思ったが、ひょっとしたらカタクリの花に出会えるかもと思い、混雑覚悟で奥多摩へ。
立川からホリデー快速おくたま1号に乗り、奥多摩駅下車。
予想通りの凄い混雑だ。
バスに乗り換え、奥多摩湖バス停下車。

奥多摩湖からは新緑と湖の眺めが素晴らしい。

スクロールしてご覧ください。





空が青い!





新緑の道。



この山はある程度慣れた人が多いので、抜いたり抜かれたりがスムーズだ。
お互いに相手に対する配慮がある。
先日の大台ヶ原のような不快さはない。

サス沢山で樹林が途切れるところがあり、そこから奥多摩湖の眺めが見事だ。





コバイケイソウの大群落。





ネコノメソウ





コバイケイソウ。花は6月以降に咲く。



惣岳山あたりからカタクリの花を探したが、どれも終わっている。
遅かったか。
しかし高度を上げると、御前山山頂手前あたりから満開の大群落があった!
これほど広範囲にカタクリが咲く山を私は他に知らない。
紫の花びらが大きく開き、逆光に透き通って輝く様は、息を飲むほどの美しさだ。
来てよかった。





御前山山頂手前の展望所からは、富士山、三頭山、などが見えた。



山頂は混雑していたので、休憩もそこそこに先に進む。

若葉。





山頂から先もカタクリの見事な群落が次々と現れた。





芽生え。





心地よい休憩場所。





ハシリドコロ。
有毒で、食べると錯乱して走り回ることと、根茎がトコロに似ていることからこの名がついている。





繁殖場所や花の形からニリンソウと思われるが、一輪ずつしか咲いていないのでイチリンソウかも。











ミヤマキケマン





小宇宙





トチノキ広場は山桜、山吹などが咲き、美しい沢の隣にはワサビ田があった。





わさびの花



ここからの沢下りは、全身が緑に染まるかと思うほどの新緑。
新緑、沢、巨木、これほどの渓谷とは思わなかった。






ラショウモンカズラ





新緑の沢を下る。





キノコの森




境橋バス停は橋の上にある。
両側はトンネルになっている。



栃寄登山口からは車道を歩き、橋の上にある境橋バス停へ。
車が多く、両側はトンネルで渡るのが怖い。
自転車も多いが、下りはスピードを出していてこちらも怖い。
橋の遥か下を多摩川が流れる。
空は青く、新緑が眩しい。
通常のバスでは足りず、バスが増便されていた。

境橋から下を流れる多摩川を見下ろす。



奥多摩湖、新緑、カタクリ、渓谷。
これほど楽しめる山だとは思わなかった。
幸せな一時を過ごした。

カタクリは7年間かけて成長し、7年目にようやく花を咲かせる。
山の奥深くに咲き、自分の足で歩いて登らなければ出会うことはできない。
4月下旬からのほんの僅かな期間しか咲いていない貴重な花だ。
保護のためのロープを越えて撮影している人を見かけたが、そういう行動は慎んで欲しい。



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