12月2日東中倉山・八世以山(やせいざん)

514m
495.2m

瀬野駅10時10分出発、13時55分帰着。
所要時間3時間45分。
休憩20分。
歩行時間3時間25分。
一般の方は歩行時間5時間、所要時間5時間30分から6時間を見てください。

そこにあることはずっと前から知っていたのだが、「広島市の山を歩く」に面白くなく道が悪いと書かれていたのでずっと避けてきたのだ。
しかし検索してみると、登っている人は多い。
随分昔に入手した安芸区発行の地図を頼りに登ってみることにした。

瀬野駅北口から中倉神社へ。


神社の右奥に登山口がある。

道標は新しく立派、道もしっかりしていてテープも多い。
何だ、いい山じゃない!
アップダウンがあり、なかなかの負荷になる。

馬蹄形の西半分、東中倉山は落葉広葉樹が多く、展望があり、歩いていて楽しい。
それに対して東半分、八世以山は常緑広葉樹が多く、眺めはあまりない。
しかし立岩からの展望は感動的だ。

しばらく登ると徐々に視界が開け、展望所付近からは素晴らしい眺めだ。

左は水ヶ丸山、右遠方に小田山。





中央遠方に小田山、右に鉾取山。



山頂を過ぎ、ロープを伝って落ち葉が積もった急坂を下ると旧志和無線中継所跡の廃墟がある。
ここから先は普段見ることのない高鉢山、安駄山など芸備線方面の山々を木越しに見ることができて新鮮な気分になれる。
しばらく歩けば白木山も見えてくる。

ロープを伝ってかなりの急坂を下ると伏附峠で、ここから海田市方面の海が見える。
ここから急坂を登り返すと八世以山山頂。

あまり眺めのない尾根道を延々と歩くと、突如眺めのいい岩場に出る。
ここが立岩だ。
左に鉾取山、中央に丸山城山、そのやや右遠方に日浦山、右に蓮花寺山、高城山。
紅葉が見事だ。


瀬戸内海や絵下山あたりは雨が降っているようだ。
早めに下山した方がよさそうだと思っていたら、ぽつぽつと降り始めた。

少し下ると分岐がある。
直進すれば中田登山口、右に下れば勝負迫登山口。
直進すると苦労するらしいので次回ということにし、右に下る。

竹林を過ぎるとあっけなく棚田に出た。
ここから傘をさして瀬野駅まで歩いた。

予想外にいい山だった。
「広島市の山を歩く」には今回歩いたコースすら書かれていない。
あれほど詳しい本にも書かれていないことがあるというのは驚きだった。
これからは検索で誰かの歩いた山を歩いてみよう。

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