6月5日箱根丸岳

標高1156m

山と渓谷社「神奈川県の山」を参考に歩いた。

毎度のことながら小田原は遠い。
新宿から1時間半かかる。
かといって新幹線は4000円以上、高すぎる。
ロマンスカーはプラス900円だが、特に休日は乗りたいと思っても乗れないことが多く使えない。
私は登山の回数が多いので、節約しないと。

小田原からバスに乗り、仙石下車。
本当ならここでバスを乗り換えたいところだが、1時間に1本しかなく歩いた方が早い。
乙女口まで徒歩30分。
ただ、この道は交通量が多く、狭い道にバスが通る上に歩道がない個所が数か所あり、嫌なところだ。
各運転手を見ながら歩く。
人間何となく見られていると気になるものだ。
それによって安全性を高める作戦である。

乙女口からは静かな新緑の森を登っていく。

今日は途中で雲に覆われ、最後まで雲の中だった。
乙女峠からは富士山の眺めがいいはずだが、何も見えない。



ここからは心地よい尾根歩きが続く。
丸岳山頂も雲の中。
風も強く、雲がぶつかってきて寒い。
雨具の他にフリースかダウンも持ってくるべきだったかと一瞬思ってしまった。
山は晴れれば暑いし曇れば寒い。
風が吹けばさらに体感温度は下がる。
面倒なところだ。



雲の中を歩くというのもなかなかよいものだ。
日常と隔絶され、雑念が消えていく。
ただ、せっかくはるばる箱根まで来て絶景コースを歩いているのだから、展望を見たかったという気持ちもある。
今日は晴れの予報のはずだったが、1000m以上の山に雲がかかるかどうかというのは自分で天気図などを見てもっと詳しく調べなければならないのだろう。
それでも最後は運だ。






富士山が見えるはずのところがいくつもある。



































富士見ヶ丘公園も雲の中。









山を下っても雲の中。
道路を横断する時、車が見えないので怖い。
車の方も視界が悪く慎重に運転している。
芦ノ湖に下りたが、向こうはまるで見えない。
芦ノ湖沿いを桃源台に向かったが、豪華なキャンプ場のような宿泊施設が建ち並んでいた。
桃源台には海賊船、それに乗るために並んでいる人たち。
でも今日船に乗っても何も見えないよ。





桃源台から大涌谷方面へ向かうロープウェイ。



桃源台からバスに乗る。
終点の箱根湯本まで乗るつもりだったが、宮ノ下手前で「この先渋滞しているのでお急ぎの方は登山電車に乗り換えてください。」と運転手が言うので乗り換えてみた。
登山電車は初体験。
深い森の中を進み、本当に登山をしているかのようだ。
3度もスイッチバックする。
単線を大勢の観光客を乗せ多くの本数が運行されているので、駅での待ち合わせも多く、スイッチバックも数分間停車する。
かなりのんびりとした列車である。
本当にこちらの方が速いのかと思うが、確かに道路は渋滞している。

乗り継ぎはかなりしっかりとしている。
箱根湯本でも小田原でも2分の連絡。
箱根湯本ではホームの進行方向、小田原では向かい側に乗り継ぐ列車が停車している。
再び新宿まで1時間半。
夢を見た。

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