2011年5月18日シダンゴ山

標高758.1m

11時20分寄バス停出発
13時15分寄バス停到着
所要時間1時間55分
休憩10分 歩行時間1時間45分

新松田駅から寄行きバスに乗り終点で下車。
途中の山越えの景色は一体これからどこに行くのかと思わせる。
北岳に登った時と同じぐらいの奥深さを感じた。

山を越えると、そこに秘境のような集落。
昔は周囲の山によって外界と隔絶していたのではないだろうか。

寄は「神奈川県の山」には「やどろぎ」と書いてある。
交通標識には「やどろき」、地元の人は「やどろぎ」、「やどりぎ」、看板には「やどりき」。
適当でいいということか?

バス停から橋を渡って左折。
のどかな山村に茶畑が広がっている。





















本当にここを車が通れるのかと思うほどの急傾斜の道を登る。
途中しばらくつま先で登った。
つま先で登る舗装道路というのは初体験だ。
イノシシ避けの防護柵を越えると植林の森。
しばらく登ると雑木林になり明るくなる。

山頂からは、北に鍋割山から伊勢沢ノ頭に至る稜線、南には小田原の街並みと伊勢湾など素晴らしい眺めだが、霞んでいるのがやや残念だった。



山頂にはおばさんグループが2組合計10名ほどでお喋りで盛り上がっていた。
今日のような難易度の低いコースでは平日でもこういうことが起こるのか。
次回はもっと難易度を上げよう。
しばらく眺めを楽しみ、写真を撮り、しかしうるさくて頭が痛くなってきたので昼食は取らずに先に進んだ。
最高のはずの場所がこうして最低の場所になっているというのは残念なことだ。

山頂を過ぎれば再び鳥の鳴き声のみが響く静かな山歩きの時間だ。
この静けさこそが私にとって重要なのだ。

宮地山は特にわざわざ行くほどの山でもないが、雑木林の静かな山歩きは楽しめる。
しばらく下るとこちらも茶畑からの眺めがすばらしい。

あっという間に寄バス停。
今日は負荷が小さすぎ、時間も短すぎた。
何しろ山に2時間いなかったのだ。
次回はもっとロングコースにしたい。
ちなみに「神奈川県の山」には歩行時間2時間45分と書いてある。
道がよく整備され、山頂からの眺めもよく、初心者にお勧めのコースである。



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