4月5日仏果山・高取山

仏果山 747m
高取山 705m

昭文社「山と高原地図 丹沢」を参考にした。

愛川ふれあいの村センター前 10時10分出発
半原バス停 14時10分到着
所要時間4時間 休憩30分 歩行時間3時間30分

本厚木駅からバスで40分。
うちからだとかなり遠いのだが、調べてみるとバスは20分に1本あるので登ってみることにした。
東久留米駅から西武池袋線、秋津新秋津乗り換えで武蔵野線、府中本町から南武線、登戸から京王線と乗り継ぎ本厚木駅には9時に到着。
乗り換えが多いが、この方が池袋新宿経由よりも早いしラッシュが回避できる。
ラッシュ時というのはいいこともある。
いくらでも電車が来るので、予定していたよりも1本早い電車に乗れるということもよくある。

9時20分発半原行きバスに乗り、愛川ふれあいの村センター下車。
撚糸組合前で降りるつもりだったのだが、バイパス経由のバスだったようだ。
どちらがバイパス経由のバスなのかよく分からない。

カタクリが咲くというあたりを探してみたのだが、全く分からなかった。
本来は3月下旬だが、相模湖近くのカタクリ園では今年は寒くて遅れているとのことだったので見られるかと思ったのだが、残念。

これ以上ないほどの晴天。
電車で向かう途中、あちこちから富士山が美しく見えた。

新緑は始まったばかりでまだ遠景を妨げない。
見通しのいい広葉樹林を、展望を堪能しながら気持ちよく登った。
今回のコースは全体にとてもよく整備されている。

仏果山山頂には展望塔が建っている。
上ると360度の絶景が楽しめる。
特に雪化粧した蛭ヶ岳など丹沢山塊の眺めは感動的だ。

中央手前が、本間ノ頭1345m、そこから左に稜線をたどるとなだらかな丹沢山1567m、そこから右遠方に稜線をたどると棚沢ノ頭、そして丹沢最高峰蛭ヶ岳1673mに至る。





大山(1252m)も存在感十分だ。
この山にもまだ雪が残っている。





手前は高取山へ続く稜線。
その向こうに宮ヶ瀬湖。
その向こうには蛭ヶ岳から続く丹沢主脈に焼山などが見えている。


しばらく眺めを堪能し、後ろ髪を引かれる思いで展望塔を降りる。

高取山への尾根道はなだらかで心地よさそうに見えたが、実際には意外とアップダウンがあり楽でもない。

少し下って仏果山山頂を振り返り眺める。
新緑は爆発寸前、山頂には展望塔が見える。



高取山山頂にも同じ展望塔が建っている。
宮ヶ瀬湖がさらに近くなり、ここからの眺めも素晴らしい。
元々展望のよいコースだが、この二つの展望塔により山の価値は格段に上がっている。
しかも木を切ることもない。

仏果山山頂と上ってきた稜線。
全体に植林が少ないのがうれしい。





宮ヶ瀬湖と丹沢山塊の眺めは感動的だ。
いつまでも眺めていたい。





スクロールしてご覧ください。
左から大山、丹沢山塊、宮ヶ瀬湖、南山、いちばん右に宮ヶ瀬ダム。
この写真では分かりにくいが、遠方には雲取山や大岳山なども見えている。



今日は宮ヶ瀬ダムに下った。











途中展望のいいところが2か所。
その後階段が整備されているものの猛烈な急坂を延々と下る。
急坂のため段差が大きくならざるを得ず、その上に砂が被さって滑りやすくなっていたり階段が傾いている個所があるので緊張感がある。

宮ヶ瀬ダムには観光客が数組いた。

宮ヶ瀬ダムから蛭ヶ岳方面を望む。





エレベーターで下り、しばらく歩いて宮ヶ瀬ダムを振り返る。




半原バス停手前ののどかな光景。
やや左のコブを越えて仏果山に登り、そこから右に稜線をたどって宮ヶ瀬ダムに下った。
右の山の稜線を登って高取山に至るルートも一般的だ。




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