11月27日鈴ヶ峰・鬼ヶ城山・柚木城山・大茶臼山・丸山・火山・武田山

標高
鈴ヶ峰 321m
鬼ヶ城山 283m
柚木城山 340m
大茶臼山 413m
丸山 458m
火山 488m
武田山 411m

距離 21.88km

累積標高差 +1526m
        −1530m
1500m登って1500m下ったら、そりゃきついよなあ。
富士山を日帰りしたってプラスマイナス1276mだもの。

新井口駅8時20分出発、古市橋駅15時0分到着、所要時間6時間40分。
休憩40分、歩行時間6時間。
一般の方は所要時間として10時間見てください。
アップダウンが多いので、日頃運動していない人は何回かに分けて登ってください。

武田山から登ろうと思っていたのだが、可部線の乗り継ぎが悪いので鈴ヶ峰から登ることにした。
このコースは絶景ポイントが多数あり、しばし呆然と景色を眺めたり写真を撮ったりしたため私としては休憩時間が長い。

素晴らしい晴天。
鈴ヶ峰は何度も登っているが、紅葉の季節は一年で最も美しい。
山頂からの眺めは何度見ても感動する。

宮島は実は非常に複雑で巨大な島だ。
これは宮島のほんの一面に過ぎない。
JRで移動していると、阿品から岩国までいつまで経っても宮島が見えていて驚いてしまう。
宮島と言えば弥山だが、今度その奥にある岩船岳に登ってみようと思っている。





東方面、朝日に霞む絵下山、中央遠方は灰ヶ峰。





スクロールしてご覧ください。
左から、呉娑々宇山、鉾取連山、黄金山、絵下山、似島、江田島、宮島、経小屋山、大野権現山。



鬼ヶ城山へは随分昔に一度行ったきりで懐かしい。
山頂付近には巨石があり、こちらも展望がいい。

窓ヶ山。
この山からの展望も素晴らしい。





似島、左は安芸小富士。
一度登ってみたい山だ。





左から呉娑々宇山、鉾取連山、中央に黄金山、絵下山。





鉾取連山と黄金山。



さて、ここからが初めての道だ。
一度下って草津沼田道路を渡り、右に少し歩いたところから柚木城山に登り始める。
標識があるのでここは迷わない。





牛田山の向こうに呉娑々宇山が聳える。





来た道を振り返る。
鬼ヶ城山、その向こうに鈴ヶ峰、さらに向こうに宮島が霞む。



柚木城山から再び下り、己斐峠に出る。
大茶臼山には一度来たことがあるが、その時はここまでバスで来た。

大茶臼山からの展望は感動的だ。
しばし眺めを楽しんだ。

南東方面、黄金山、絵下山、似島などの眺め。



来た道を振り返る。
手前から柚木城山、鬼ヶ城山、鈴ヶ峰、宮島。
アップダウンが多く、すでにかなりの負荷がかかっている。





西方面、左に極楽寺山、右は窓ヶ山、その右に向山、中央遠方に大峯山。





左は窓ヶ山、右は向山、中央遠方に東郷山。





東方面、手前左に宗箇山、遠方左に呉娑々宇山、中央に鉾取連山、右に黄金山、絵下山。





スクロールしてご覧ください。
左、鉄塔の右、木の向こう側に白木山、その右には高鉢山、二ヶ城山、呉娑々宇山、鉾取連山、黄金山、絵下山、柚木城山、鈴ヶ峰。





スクロールしてご覧ください。



展望がいいのは手前の巨岩群のところ。
そこからテレビ塔に追いやられた道を進んで平凡な山頂へ。
そこから畑峠へ下る。
車道でも登山道でもどちらでもいいのだが、車道は足に負担が大きいし面白くないので登山道を下る。

畑峠から丸山への道は笹が道を覆いつつある。
今回歩いたコースは全体によく整備されて道標もしっかりとしているが、所々道標がない個所もある。
登山の基本は地図とコンパス。
私の場合は最近使うたびに感動するほど便利なオレゴン450TCのお世話になっている。
これを持っていれば迷いようがない。

丸山山頂の先、巨岩群のピークが実にいい感じだ。

左に火山、右に武田山、中央遠方に阿武山、その右は白木山。





東方面、手前中央に松笠山、その左に二ヶ城山、右遠方に呉娑々宇山。





スクロールしてご覧ください。
左に向山、火山の左は荒谷山。





手前に牛田山、遠方に鉾取連山。



ここから下り、権現峠から火山に登る。
火山は山頂手前にこれまた実に眺めのいい巨岩の展望台が数か所あり楽しめる。

来た道を振り返る。
左に宗箇山、右は丸山。
先ほどの絶景ポイントではまだ夫婦が休憩している。





スクロールしてご覧ください。



火山山頂から水越峠に下り、武田山に再び登る。
アップダウンの繰り返しにさすがに疲れてきた。
まるでフルマラソン終盤のようだ。

武田山山頂からの眺めがまたすばらしい。





スクロールしてご覧ください。
左は白木山。



みのもんたと小沢征爾に似たお爺さんに話しかけられたが、何を言っているのかよく分からない。
聞き取れても意味がよく分からない。
家着のような綿のトレーナー上下にラジオを突っ込み、大音量で流している。
「これは何?」
「リュックです。」
「いや、何が入っているのかね?」
「服です。」
どうやら登山に関しては全く知識がないらしい。

武田山には下祗園駅からのルートが一般的だが、前回通ったので今回は古市橋駅に下ることにした。
途中で馬返し方面に直進する。
祇園北高校の左の山道を下り道路に出る。
ここから駅は道がややこしいが、あらかじめパソコンでルートを作ってオレゴンに転送してあるので迷うことはない。
ただ、駅の西側に出口はないので、最後は踏切を渡って東側の改札に着いた。

最高の季節、最高の天気、最高の絶景ポイントが次から次へとあり、大量に写真を撮り、その整理に時間を取られ、ページを作るのにもかなりの労力が必要だった。
できるだけ枚数を絞ったが、それでも多い。
同じコースを歩いても、今後これ以上のページを作るのは難しいだろう。

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