2010年10月武奈ヶ岳

注意!
この山は眺めが素晴らしい名山ですが、駐車場からでも往復7時間かかるハードなコースのため、日頃運動していない人や登山経験の少ない人はトレーニングや経験を積んでから登りましょう。
7時間といっても休憩時間は含まれていません。
体力に余裕がないとペースが遅れ、休憩が長引き、途中で暗くなれば動けなくなり、最悪の場合凍死することもあります。
また、体力的余裕がないと岩場などで転倒し骨折するということも考えられます。
自力で下山できなければ遭難です。

比良駅へは京都駅から湖西線で41分。
駅から歩くと往復9時間。
さすがにそれは厳しいので、タクシーを予約した。
この駅にはタクシー会社はないので、事前に予約する必要がある。
イン谷口まで1180円。
ここからなら往復7時間で済む。

イン谷口8時20分出発、13時35分帰着。
所要時間5時間15分。
山頂での休憩は25分。
歩行時間は4時間50分。
これは普通のペースではないので参考にしないでください。

登っていると汗をかくが、風が吹くとかなり寒い。
暑さと寒さが同居している。

岩場が多く、簡単なコースではない。
途中休憩ポイントへの分かれ道がいくつかあり、どちらが登山道か分からず迷いやすい。
赤いテープがあるところもあるのだが、ないところの方が多い。

しばらくは樹林体を延々と登る。

正面谷は落石が多く危険とのことで、今回はダケ道を往復した。

ようやく展望が開けて少し登ると北比良峠。
広々としたところで、南には琵琶湖の眺めが見事だ。
北にはコヤマノ岳、その右向こうに目指す武奈ヶ岳が小さく見える。
ここは2004年まではロープウェイの駅があったところだ。
ここからなら初心者でも気軽に山頂を楽しめるのだが、今では健脚の登山者のみが山頂からの絶景を楽しめる山になってしまった。

少し下って八雲ヶ原、ここは湿原だ。
そこからスキー場跡地の急坂を登る。
紅葉の山々が美しい。
眺めがいいと歩くのが遅くなる。





振り返り、コヤマノ岳と紅葉を堪能する。





望遠で南の蓬莱山を撮影。
左にロープウェイの駅、中央が山頂。
誰でも気軽に絶景を楽しめそうだ。





左に越えてきたコヤマノ岳、右遠方に蓬莱山。
紅葉が美しい。





武奈ヶ岳山頂。




山頂からは360度の絶景!
特に琵琶湖の巨大さが圧倒的だ。
琵琶湖の向こうには伊吹山、霊仙山などの山々が霞んでいる。
コヤマノ岳などの紅葉も見事だ。
写真を撮りながら、ゆっくりと過ごした。

望遠で北比良峠を撮影。
その向こうは琵琶湖。
琵琶湖は視界の180度以上を占めていた。





東北東方向、琵琶湖の向こうに伊吹山が霞んでいる。





パノラマ写真3枚で山頂からの360度の眺めをお楽しみください(スクロールしてご覧ください)。
まずは北東→東→南方面の眺めをどうぞ。





次に東→南→西方面の眺めをどうぞ。





最後に西→北→北東方面の眺めをどうぞ。



御殿山経由の登山者が多い。
坊村バス停からだと往復5時間15分と大分近い。













ススキ、紅葉、そして琵琶湖。











紅葉と北比良峠。
日本の紅葉が世界一だと言われる理由は、その多様性にある。





北比良峠まで戻ってきた。
コヤマノ岳の右遠方に武奈ヶ岳が見える。
拡大すると山頂にいる人々が写っている。





比良駅方面、琵琶湖の向こうに沖島と対岸が見える。
この写真も拡大すると比良駅が写っている。





広々とした北比良峠。
私は写真の色などは一切いじっていないのだが、それにしては紅葉の色が濃い。
若いカップルが休憩中の登山者に、「これから武奈ヶ岳山頂に行けるでしょうか?」と質問している。
ジーンズに綿のシャツ、山の知識はまるでないようだ。
危ないから引き返した方がいいですよと言いたいところだ。















武奈ヶ岳は日本二百名山だが、山頂からの絶景、紅葉の見事さ、途中のコースの多様さなど百名山である伊吹山に全く引けを取らない名山である。
ハードルは高いが、体力をつけ、経験を積み、ぜひチャレンジして欲しい山だ。
登った後の満足度は非常に高い。



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